表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/150

第80話 焼き見世



 酒粕焼き。


 思ったより。


 評判が悪くない。


 腹に溜まる。


 香りもある。


 そして何より。


「焼いてる匂い」


で。


 人が寄って来る。


 そのため万吉。


 本当に。


 もう一軒。


 見世を出す事にした。


 山裾の小屋。


 万吉。


 普通に言う。


「女達に、

 やらせればいいか」


「駄賃出せば、

 やってくれるだろ」


 その瞬間。


 女衆。


 止まる。


「……なんか私達」


「売り子、

 させられてません?」


 周囲。


 笑う。


 万吉。


 普通。


「売るんだから、

 売り子いるだろ」


 悪気。


 ゼロ。


 すると。


 次は。


 銅細工の男を見る。


「鉄板、

 どうするか」


「少し大きめなの、

 作れるのかな」


 男。


 少し考える。


 そして。


 口元を緩めた。


「ええ、

 任せてください」


 最近。


 仕事が増えている。


 しかも。


 ちゃんと流れる。


 やり甲斐。


 少しある。


 さらに。


 万吉。


 ぶつぶつ言い始める。


「かまども、

 市の見世に作らなあかんな」


「煙出過ぎても、

 良くないし」


「炭使うか」


 そこで。


 少し止まる。


「……元、

 取れるかな?」


 珍しく。


 利益を気にした。


 流れ商人。


 少し笑う。


「匂いで人寄るなら、

 悪くないと思いますよ」


「ついで買いもありますし」


 すると万吉。


 少し考えた後。


「じゃ、

 やってみるか」


 結局。


 試す。


 最近。


 小屋では。


「まずやる」


が。


 完全に定着し始めていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ