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第138話 試してみる あるいは 往来を減らす


朝。


御着。


荷場。


荷場采配役。


万吉から聞いた案を試していた。


書付。


今までは。


出来る度。


送る。


確認。


戻る。


また送る。


かなり往来が多かった。


そこで。


朝。


昼。


夕。


まとめて送る。


緊急だけ例外。


そう決めた。


最初。


書付役達。


少し戸惑う。


「まとめるのか?」


「大丈夫か?」


「遅くならんか?」


不安もある。


だが。


やってみる。


すると。


人の往来。


少し減る。


書付役。


確認へ集中できる。


紙。


山になる。


だが。


一枚ずつ来るより。


確認しやすい。


荷場采配役。


その様子を見る。


まだ完璧ではない。


だが。


前より良い。


確かに流れが変わり始めていた。


夜。


黒田の屋敷。


荷場采配役。


結果を話す。


万吉。


静かに聞く。


そして。


一言。


「どこで止まった?」


荷場采配役。


少し笑う。


上手くいった場所ではない。


止まった場所。


そこを見る。


やはり。


この若は流れを見ていた。


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