第45話 怪決、裏山怪気事件
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ありがとうございます!!
この学校には楽器が既に揃っている
我に相応しい場所がここだ
あの時はただただ綺麗な言葉を並べた こいつを助けるわけで説得したのではない
我のためだ
しかし、厄怪なのが、こいつの仲間だ
悪念を吸い込みにくい奴らと同じ空間にいると、和めない
響を受け入れたみんなだったが、紫道はふと思い出した
「ところで、とどろく怪気魔はどこにいるんだ?」
「響 今出せるか?」
「うん どうかな?聞いてみるよ
どう?出てこれる?」
我はできることならこの体から出たくはない
しかし、今信頼を深めることができるのなら今後の為にも選択肢はこれしかないか
「ああ 出てやる 少しだけな」
響の体からとどろく怪気魔が出てきた
「あれ?なんか前より溶けてない?」
「だから外に出たくなかったんだ 最近、お前が音楽を弾かないから
形が保てない」
「それなら今封印した方が良くない?先生」
「おい!お前ら!封印する企みをするなら響を殺すぞ!」
「え!ちょっやめて!」
「落ち着いて怪気魔 封印しないから」
「ふん そうか」
「ただこちらもお前が暴れたのならガッチガチに封印するからな」
「ちっ 了怪」
「響 お前が今夜、音楽を弾かなければお前を殺すからな」
わっかた 絶対今日は弾くよ
「あと、響は普通に学校にくるから安心して」
「それは誰の許可じゃ?」
校長だ
「あ、明智校長先生!」
「聞かせてもらおうか その話」
色々質問をされた
「電車爆発の時に取り憑かれた?!
なぜ私に黙っていた 服部?!」
「怪気魔の活動がなかったのでいいかなーって」
「ダメじゃろ!もし生徒に何かあったらどうするんじゃ
服部、管理が甘いんじゃないか?また魔術教師養育所に戻すか?」
「それはやめてください 嫌です」
「、、、怪気魔を私の学校に入れるとは、私の尊厳が削られている気がする
それに、まだ私は信頼ができん
服部、どうする?責任が取れるんじゃろうな」
「大丈夫です まだ警戒がない時でも何も害はなかった
もし、怪気魔が暴れるなら僕が身を持って封印します」
「生徒は?」
「僕が守ります 響は僕が守ります」
「その言葉を信じるぞ 服部」
校長は保健室を出て行った
「先生 すみません 苦労を増やしてしまって」
「大丈夫 生徒を守るのは当たり前だ 何も増えてないよ
でも、、」
「怪気魔は?!」
勝が起きた
先生が何を言おうとしたのか気になったが、勝の起床に疑問はかっさられた
「おはよ 怪気魔はもういないよ」
「先生!勝ちましたか?!」
「もちろん」
「よかったー」
「起きたか友よ!」
「うわ!」
啓獅は真っ先に勝に飛び込んだ
「啓獅!まだ起きたばっかりなんだから安静にしてあげて!」
南奈が注意した
「ごめんな、勝 嬉しくてつい、、」
「いや、いいよ
あ、サイエスも怪我をしたのか?」
「サイエスは酔ったらしい」
「酔う?」
「それより怪我はないか?おおなる怪気魔の中では何があったか?」
「怪我はないよ
怪気魔の中は、、思い出せないなー」
「そうか 今度、何か思い出したら教えてくれ
ちなみに君の中に怪気魔はいない?よな? 怪気魔の声は聞こえないか?」
「何も聞こえないよ」
「それはよかった
それと、起きたばっかりで混乱してるところ申し訳ないが、響の中に
とどろく怪気魔がいるんだ 怪気魔がいても仲間だと認めてくれるか?」
「いいよ」
「よし、これで全員の承諾が降りたな
響、君は本当のクラスメイトだ」
「よかったな響」
「うん」
「で、あとはサイエスの調子が戻れば話を聞こうか
なんであんな風になったのか聞かなければならない」
ー黒銀ー
「よいしょ」
岩に腰をかけた
「うずまくが妖気魔に吸収されたのか、、
からまるを含め2体が消えた 取り返すことはできるのか?」
「できるぞ
我はむしばむ怪気魔 蝕むことができ、分身が可能」
「でもむしばむ単体だけじゃ戦力にならないからな、、
じゃあはばたく、すみつくを一緒に行かせようか」
「場所はどうする?」
「まあ 暴れたらくるでしょ だから最初は人を喰って悪念を補充し、
おびき寄せて返り討ち、できれば捕まえてほしい こんな感じでいいだろう」
「了怪」
妖気魔の生態がまだわからない
それにながれるはどこに行ったのか、、
そういえばつながるの準備はできたのかな?
「あ、つながる 悪念の補充は充分か?」
「まだだ」
「そうか なら、悪念をとりに行くか
あと、僕をいじめた奴も殺さないと 僕を嘲笑った後悔をさせてやる」
ー東条ー
学校が復興したので東条達は学校に行くことになった
「遂に始まっちゃったかー」
「そんなに私と特訓がしたかったのか」
「あっそれなら学校の方がいいや」
久しぶりの道を登校していると、、
「止まれ!東条」
道に立っていたのは
平家と源だった
普段は犬猿の仲だけど今日は何かが違った
「話があるんじゃ 昼に屋上に来い」
「え?なんで?」
「絶対に来いよ」
二人は学校に向かっていった
理由を聞いたのに無視をされた
「俺、なんかしちゃった?」
「さあな、殺意はなかったが、獣の匂いがした
もしかすると何かがあるかもしれない 気は引き締めろよ」
その後は普段変わらず、教室に入った
「おはよう 東条」
「おはよ」
久しぶりに山下にあった
「お前どうしてメール無視するんだ?2日前に送ってから返事がなかったんだけど
絶対スマホは見てるはずだろ?外出も控えられていたし」
「え?本当?メール送ってた?
ゲ、ゲームしてたから気づかなかったかも」
「本当か?」
俺の目を怪しむように覗いてきた
「本当本当」
「そうか?わかった」
そして4限が終わって、とうとう昼食の時間になってしまった
「東条ー一緒に食べようぜ」
「あっごめん 今日は一緒に食べれない」
「なんで?」
「いや、まあそういうことだから」
俺は山下に悪いと思いつつ階段を登り、屋上に出た




