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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第三章 ヒーローを探して
34/50

第34話 考えるのは自分

オンライン授業中の東条


「今日の授業はここまでです オンライン授業が終わった後も外出は控えてください 万が一、外出が必要の場合はなるべく素早く行動してください

では 終わります」


画面が切れた


「ふー やっと終わったー」

「飯を食ったら運動しろよ」

「外に出ろってこと、、?」

「当たり前だ」

「だよねー」


わかってた


「じゃあ飯食うかー」


カップ麺を手に取った


「おい まさかカップ麺を食おうとしてるのか?」

「うん」

「だらしないぞ 筋肉を鍛えるのはタンパク質、ビタミンが重要だ」

「えー」

「米、野菜、肉を食え

強くなりたくば喰らえ」

「はいはい」


米を盛り付け、冷蔵庫の肉を出し、キャベツやブロッコリーを食べた


「気のエネルギー 感じるか?」

「いや?」

「まあいい 鍛えるぞ」

「も、もう運動するの?腹がまだ、、」

「しょうがないな お前の趣味はなんだ?」

「趣味?うーん 漫画かな」

「漫画?」

「知らないのか?」


棚から本を取った


「これだよ」

「魔術廻戦、、今はこれが流行なのか」

「そう、魔術で敵を倒す物語」

「ほう」


ピロン

スマホが鳴った


「その板もあのパソコンに似たやつか」

「スマホのこと?」

「スマホ、、時間が進んでいるな」

「ていうかいつ封印されたんだ?」

「確か、原爆が落とされ、生まれた6か月後辺りかな

その時は私も代々魔術を持っていた人々と共闘して怪気魔を封印したな

そのあとは私も封印されたがな」

「じゃあそこで時代が止まってんのか」

「お前が封印を解いた時は驚いた 森で見えなかった街を見れば田畑は消え、高層ビルや家で埋め尽くされていて悲哀した」

「まあ 昔の景色は無くなったけど今の景色もいいと思うけどな」

「そろそろ行くぞ」


布福湾(ふっぷくわん)


「今晩、からまる怪気魔と戦う もちろんそのまま出すわけじゃない 

夢の中でな」

「じゃあ今から何を鍛えるんだ?」

「攻撃予測だ 私が妖気で攻撃をする その間は私の腕は使わせないからな」


白い魂が現れた


「行くぞ」


白い魂がぶつかってきた


「いで!」

「何してんだ よく見とけ」


ゴンっと幾度となくぶつかってくる


「ほら もっとだ」

「ちょ、最初からこれは厳しいって」

「?もうへばりついたのか?休憩だ」


あー疲れた あの白い魂痛いし、溝落ちとかに入ったらマジで痛い


「怪気魔と戦う時はこんなもんじゃないぞ 刺されたり、切られたり

衝撃吸収があるとはいえ体が脆ければ意味がない

で、あとは筋トレしとけよ」


ー数時間後ー


「終了だ いいやられようじゃないか?」

「全身が動かない、、」 


まるで石にぶつけられた様に痛い


「さあ 帰るぞ 最後は家までランニングだ」

「ええー」


痛んだ足で力を引き絞りながら家まで走った


「はい、、着いたよ、、」

「頑張ったな 飯を食ったらベットに入れよ」



「お前がベットで目を瞑れば、私が夢を見せる」

「起きたら?」

「起こしたり、眠らせたままにするのは私が操作できる

じゃ いくぞ」


ー夢ー


見覚えのない光景が辺りに広がった


「今、怪気魔がこの辺りにいる 探して、倒す、それだけだ

その間、私は一切口を出さない 己の気力、筋力が試される」


そう言い残し、消えた


まずは怪気魔を探すところだな

ていうか人もいるんだ 鮮明に顔が映っていない 

夢の中だからか?


腕を伸ばし、建物を掴み移動を始めた


ビルの上、家の上、公園、学校を探した


「ここにもいないのか、、」


次は森に向かった

木と木の間を通って探した


!!


からまる怪気魔が上から落ちてきた


葉に隠れてたのか!


「捕まえたぞ」


俺は地面に押し倒され、からまる怪気魔は触手で抑えてくる

腕を伸ばし、怪気魔を振り解こうにもなかなか離れない


触手は首、足や手を抑えてきた


首を抑えられて呼吸ができない

剥がそうとしても何度も絡みついてくる


俺は意識を失ってしまった


夢から覚めてしまった


「力が足りていないな」

「あれはどうするのが正解なんだ?」

「自分で考えろ 戦場じゃアドバイスを聞いてる暇はない

自分で考え、自分で行動し、自分で自分を変化させるんだ 未来思考っていうやつだ」


自分で考えろって武闘経験なんてないのに知らねえよ


ベットに寝転んで考えてみた

シュミレーションで押さえ込まれた時の対処法を考えた


思い返せば術を一つも使ってなかった

焦っていて術のことを完全に忘れていたな


そんなことを考えていると眠ってしまった

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