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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第三章 ヒーローを探して
27/50

第27話 止まれない興味

第急な耳鳴りが鳴り止んだ


「かなり大きな耳鳴り、、不吉な予感がするわね」


まさかこの祠の仕業か?祟りか?!


「これって祟りとかじゃないよな?」

「さあね わからない もし祟りだったらここから立ち去れって警告を出してるかもしれないし、これが祟りじゃなく導きかもしれない」

「導き?」


バサバサ


急に大量の鳥が飛んだ


「なんだ?」

「なんか嫌ね 帰りましょう」

「そうだな」


山の細道を降りていると


「きゃあ!」


南雲が足を滑らせ、少し高めの崖に落ちてしまった


咄嗟に手を掴んだ


「大丈夫か?!」

「なんとか、、」

「一旦引き上げるぞ」


力を入れ、引き上げようとした瞬間 湿った地面のせいで自分も落ちてしまった




「起きて!」


南雲の声で目が覚めた


「はあ助かったのか よかったー」

「痛みはない?」

「うん 平気」

「よかった 私も痛いところがないの もしかしたら妖気魔が助けてくれたのかも」

「それは親切な霊だな」

「お礼言いに行こう」

「そうだな」


再び山に登り、祠の前にきた


「ありがとございました」

「あざしたー」

「さて帰るか 今度は気をつけないと」


待て


「え?なんか言った 南雲?」

「いや 何にも言ってないよ」


き、気のせいか、、?


ー不思議探検家部室ー


「ただいまー」

「お やっと帰ってきたか で、どうだった祠は?」

「特に変哲もない祠だったわ あっでも 助けてくれたの」

「助けてくれた?」

「そう 私と東条が崖から落ちちゃったんだけど、なんと無傷だったの」

「へー 不思議だなー」


なんか引っかかるんだよなー あの場所 今晩行ってみるか


ー満月の夜ー


「やっぱり1人で山に登るのは怖いなー」


祠まで来た


「さあ 出てこいよ いるんだろ?さっき俺止めようとした奴!」


返事なし


気のせいだったのか?


「うるさいなー 勝手に大きい声だしてんじゃねえよ」


どこからか声が聞こえる


「どこにいる!」

「ここだ」

「どこだ!」

「目の前にいる 祠だ」

「祠がしゃべってんのか?」

「今はそうだな 早速だがなんでお前を止めたかわかるか?」

「さあ?」

「正直に言うと封印を解いた欲しいんだ」

「は?なんで?」

「嫌ならいいんだがどうだ?」

「嫌って言うか未知の封印された奴を解くって良いことじゃないと思うんだ」

「そうだよな 見知らぬ霊を解くのは躊躇があるよな

じゃあ提案しよう 解く代わりに力を与える どうだ? 守ってやるぞ」

「力?いらない じゃあな」


帰ろうとしたとき


「ふん 運命がまた互いを結ぶだろう」

「どうだろうな」

「最後に 「紫」 覚えときな」


山道を降りていると


紫?どういうことだ?


あっここが俺が落ちた場所

あれ?土が湿ってない ここは木が多いからそんな簡単に乾かない 

とするとあいつの仕業か、、

まあ もう関わることはないしいっか


ー数十日後ー


山下の捻挫が治った


「見て!これ!」

「こんだは何?南雲」

「マップを見てたの そしたらこれを見つけた」

「廃村?」

「ちょっと前に火事があったとこよ 警察が調べても証拠がなかったってやつ」

「あー 確かにあったな ここからそう遠くないし行ってみようか」

「よし賛成だな」

「じゃあ明日の昼過ぎに集合 場所はメールで送っとく」

「了解!」




メールで送られてきた地図を頼りに集合場所に着いた


「集合場所は、、ここら辺か」

「あ、いたー 集合時間ちょうどだね」

「後は山下だけか」

「そうね」

「あの村何があるかな?」

「さあね 面白いものがあればいいな」


5分ぐらい待っていると山下が来た


「ごめーん ちょっとジュース買っててさ遅れた」

「まあ5分か 次は早くきてね じゃ、村に行くわよ!」


森の道を歩いて村目指した


「ここら辺はちょっと焦げてるね」

「火事の痕跡だろう」

「じゃあ後少しで到着だな」


「やっぱり焦げてるねー」

「消化活動される前にほとんど焼けてたからか」

「よし 探索開始 15分後ここに集合 逸れたらここに戻ってきてね」

「了解!」


ノリで来たけど何するか何も考えてなかった

まあ 散歩してみるか


倒れた家と灰しかない


そういえばこの火事って犯人がまだ捕まってないし、犯人の証拠すらない

なんか学校の事件に似てるな もしかしてここにあいつらがいた?


「君は何しに来た!」


後ろから怒った声が聞こえた

そこには僧侶がいた


「え?」

「君はここに何をしにきた?」

「えっと 調査しに来た」

「子供がか?警察でもないのに」

「興味で、、」

「ここに1人で来たのか?」

「後2人いるんですけど、、」

「今すぐ2人を連れてここから立ち去りなさい!」

「どうしてですか?」

「ここは危ない」

「何が危ないんですか?」

「ここには、、」


「うわーー!」


村のどこからか山下の悲鳴が聞こえた


「いたのかあいつ 君!私は今からあそこに行く 私が友を救って君は連れて逃げなさい!」

「はい!」


僧侶について行った


「いいなお前 素質がある」

「素質?なんのことだ?」

「お前があの時、上にいたのはわかっていた 恐怖と恩が争っていたあの心

結果的に恐怖を破った そして我の頭に脚をぶつけた、、」

「その子から離れろ!」

「ちっ 寺育!」

「君!逃げなさい ここは私が止める」

「はい!ありがとうございます!」

「邪魔しやがって!」

「邪魔なのはお前だ」


あの子達は逃げたようだな


!?


少女?まだ人がいた?!


「おっと?まだ人がいたのか? 取り憑いてやろう」

「ダメだ!

捩ヅ蒼腕!

逃げなさい!」


怪気魔の手を掴んだ


「残念 もう取り憑ける」

「何?!」


掴んだ手がスルッと抜けて、怪気魔が少女に入った


まずい、、

取り憑いてしまった

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