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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第三章 ヒーローを探して
26/50

第26話 恩返しがしたかった

東条を助けるには、、

助けを呼ぶんじゃない俺が助けるんだ


「南雲!俺は学校に戻って東条を助けに行く」

「だ、だめだよ!死んじゃうよ!」

「ここで待ってたら東条が死んでしまう 俺は恩返しがしたいんだ」



「ふふふふ どこにいるんだ? この学校にいるのはわかっている」


まずい トイレに隠れたが、間違いか?

自分を追い込んでいる気がする


「トイレにいるのかー?」


トイレに来る! 


「このトイレかな!」


やばい!


「あれ?いないのか、、」


危ねええ おそらく男子トイレの個室を開けたんだろう

俺は女子トイレにいる、、

待って俺女子トイレいる?! これってやばい 

いや今はそんなこと考えてる場合じゃない


でも足音的にここから離れていっている


こっそりドアを開けた


よし!いない


女子トイレを出て1階に繋がる階段へ向かった


パキ!


階段が軋んだ


「そっちにいるのか」


来る!

速く階段を降りないと

3階突破!

次は2階


「逃げるな」


止まるもんか

よし2階突破!

あと少し、あと少し!


「おっと簡単には逃さないぞ」


床をすり抜けてきた


「逃げんなよ」


さっきから言ってる解放者ってなんだよ?!


「逃げんなよ 逃さないぞ」


手を伸ばしてきた


「おらー!」


山下が上から落ちてきた

ドン!っと襲ってきたやつの頭に足がぶつかった


「今だ!逃げろ」

「おう!」


窓を通って外に逃げた


「大丈夫か?東条!」

「ああ問題ない ありがとな!」


ありがとう 来た!俺が期待した答え!


コンビニに着いた


体操座りで南雲が待っていた


「無事だったんだね?」

「なんとか」


あ、やばい さっき足を蹴ったから痛い


「い、痛い、、」

「山下!どうした?!」

「さっきのせいで足を痛めてしまった アドレナリンで持ち堪えていたが切れてしまった」

「一旦応急処置よ カバンから使える物出して!」

「わかった」


竹物差しで固定して、3人分の学級通信新聞で巻いた


「一旦OK!」

「ありがとう」

「おう 問題ない」

「タクシー捕まえてくるからちょっと待ってて」


南雲が走ってタクシーを探しに行った


数分後タクシーを捕まえてきて、それに乗った

まだ開いてる病院で検査してもらい重めの捻挫だとわかった

親に電話がかかったらしく親が迎えにきた


「もー何してんのよ!こんな夜までどこにいってたの?!」


どんな質問を聞かれても今日のことは何も言わなかった


ーおののく怪気魔ー


「逃げられたか まああいつらが何かをするってことはないだろう

でも いいなあいつ 山下ってやつ 取り憑きがいがありそうだ」


ー次の日ー


「おはよー山下 足、どうだ?」

「まあ1週間ぐらいで治るって」

「それならよかった いやーあの時上から降ってくるなんて思いもよらなかったし、すげえな」

「凄くないよ だってあの時一瞬俺諦めようと思った 怖かった でもお前との約束を思い出したんだ」

「約束なんてしたっけ?」

「しただろ 恩返しするって 俺がいじめられたときに追っ払ってくれたときに」

「あーそんなこともあったな」

「で、昨日俺は恩返しできたんだ」

「なるほどね でも恩返しがなくても俺を助けにきてくれただろ?」

「当たり前だ」


「ねえねえ今朝のニュース見た?学校殺人のやつ」

「あ!見たよそれ やばいよね」


「やっぱりニュースになったな」

「うん、、」


キーンコーンカーンコーン


「お、チャイムが鳴った じゃまた次の休憩で」

「お前らー 席につけ 今日は担任の北城先生は休みだからな

出席を取る、、」



一限目は古典か あの先生の授業の時めっちゃ暇なんだよなー

外でも見とこ


暖かい日差し、鳥の囀り、寝てしまいそうだ


「おい東条 起きろ!東条! やっと起きたかちゃんと授業受けろ」

「はははは ちゃんと起きとけよ東条」

「はい」


眠い声で返事をした


ぼーっと外を見ているとあいつがいた

紫色のやつが!

校門から顔をだし、俺を見ている

10秒ぐらいした後姿を消した

今は授業中だから追えない 後で山下と南雲に伝えよう


キーンコーンカーンコーン


よし終わった 伝えに行こう


「なあ山下」

「ん?どうした?」

「今、、」

「何?!あいつがいた?!」

「ちょ 静かに話を聞け」

「ごめんごめん で、どうしようか?」

「追いかけるしかないだろ」

「でも俺らが追いかけたとてどうするんだよ?」

「確かにこれは警察に言えない案件だろうから俺らがなんとかするしかない」


放課後の部活室


「え?!あいつがいたの?!」

「そう校門にいたんだ」

「まさかあいつ俺らの後をついてきてるのか?」

「それはまずいな 今度の標的が私たちなら殺されてしまうかもしれない」


「あ、あと見て!見てこの写真」

「どうした? 南雲」

「昨日、夜遅くに山に行ったの」

「あの後に行ったのか?」

「そう で これ見て」

「何これ?」

「わからない でも墓か祠みたいなのがあったの 今日の夜に行ってみようよ」

「俺は足を骨折してるけど、、」

「留守番だな」

「ひどいよー!」

「まあまあ」


そのあと山下は置いて南雲と2人でそこに行くことになった


18時56分、、あと少しで集合時間だな


「おまたせー」

「よし じゃあ行くか」


俺らは山を登った


「ここら辺だった気がする あ、あった」

「これ?」

「そうよ」


下半身ぐらいの高さの祠があった


「昨日は夜であまり探索できてないから今日はとことん調べるわよ」


祠、祠周りを調べた


「ただの祠ね」

「ただの祠だな」

「なんか面白いことがあれば良かったんだけどなー」

「でもこの祠、何が刻まれてるんだろう?」

「こういうのは山下ならわかると思うけど」

「じゃあ今から写真で送って読んでもらいましょ」


パシャ


写真を送った数分後


「あ、返信が来た」


これを解読した結果

この祠には「妖気魔」と刻まれていた

パソコンで調べてにみたんだけど「妖気魔」っていうのは

基本的には良い霊らしい だけど少し前は霊は悪い奴っていう風潮があったから今は封印されているって書いてあった


「だって」

「悪い霊じゃないんだな」


キーン


突然の大きな耳鳴り

南雲も耳を抑えている


「み、耳鳴り!?」

「違うわ 耳鳴りなら同時に2人がなることはないことはないけど多分これは違う」


じゃあこれは一体なんなんだ?

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