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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第二章 警怪注意報
14/50

第14話 手合わせ

読者様へ

主が忙しい期間になるので投稿頻度が少し落ちます

引き続きよろしくお願いします

質問があれば書いてください

ー天草と織田ー


「久しぶりだね 樹雨」

「中学以来かな? どんだけ強くなったか見せてね」


僕と織田は同じ弓道部だ

中学の時は一緒に練習してた

そして今、実力を見せる時が来た


先生の始めで僕も樹雨も弓を手に持った

僕は浮脚で距離をとった

樹雨は地を滑るように移動している 確かあれは摩擦を操作する魔術だろう

急に摩擦力を上げたり、急停止したりできるから弓にとって狙いを定めにくいからは厄介だ

狙いを定めているだけでは埒が開かない

この状況を進ませるために空に矢を放った


「拡散弓術」


樹雨に上から矢が落ちる

しかし樹雨は摩擦を使いこなし、矢と矢の間を通り抜けていく

けど俺は見逃さなかった

上に撃った後、即座に狙えば当たると思い

矢と矢の間の矢を撃った


ヒュッと飛び出した矢は樹雨には当たらなかった

なぜなら樹雨は昔から勘が鋭かったからだ

多分僕が狙ってくる場所を予測したんだろう


「援護射撃」


矢が樹雨の周りに現れ、僕に狙いを定めている

10本の矢が飛んできた


軌道は単純だった


「なんだその矢は? ちゃんと練習したのか?」


樹雨はいなくなっている

囮だった


樹雨はいつのまにか僕より上のところから弓を構えていた


「油断したね」


見上げた時にはもう弓を放った瞬間だった

僕は樹雨の矢に当たってしまった


「どうだ 私の実力」

「見事だったよ」


僕が樹雨を褒めると笑っていた


ちょうど終わりの合図がした


ー宮本と毛利ー


「あんたは強いのか?」

「さあ どうでしょうね」

「今回は木製バットを使ってやる」

「私を舐めないでくれるかな 一応炎を使うのは上手だけど」


私はバットに魔術を込めることができる

たかが炎で私のバットは燃えることはねえ


位置につき、先生の合図を待った


「何も持たないのか?」

「炎で物を作ることがてきる 自由に変化できるからわざわざ持ってこなくてもいいの」


そんな話をしてると

先生からの始めの合図がなった


まず南奈は炎を手に宿した

バットを燃やすつもりだろう

そんな甘い考え、私のバットの前では愚かな行動だ


「熱暴走!」


南奈の炎は手から腕まで燃え、背中から燃え盛る羽を生やした

私のバットで打ち返してやる


「かかって来いよ」


炎の拳が突き出された

守るためにバットに魔術「自信過信」を付与した

「自信過信」とは強化魔術だ 本来は不可能なことを可能にする魔術


今回は燃焼耐性を付与した

南奈の拳を防いだ


「なんで燃えてないの!」

「そんな弱火じゃ私のバットは焦げねえよ」

「やるじゃない これはどうかな?」


炎が鈍器のような武器に変わった

私を打ち上げるようにアッパーをかました

さすがに鈍器で叩かれたら耐えれれないな

鈍器を避け、後隙に打ちつけた


「残念」


私が打ったのは炎だった


「めんどくさいなー」


炎を自分の体に変えることもできるのか 一応無敵に聞こえるが体全体を炎に変えることはできないだろう

手、腕、背中、腹は攻撃が効かないだろうな 攻撃が効くのは頭、足だろう 

ただ頭をぶっ叩くのは流石にできねえ それなら足から狙うか


私はそのへんの石ころを拾い上げ、南奈の足に目掛けて石ころをバットで打った

高速の石ころを受けた足は炎に変わり、効果はなかった


けどわかった 南奈の弱点は頭だと

私は距離を詰めた

南奈の頭にバットを振った


「きゃあ!

あれ?」


私はギリのところでバットを振るのを止めた


「ビビったか? 頭を叩く奴なんていねえよ」

「やさしいのね」

「人としてだ 死んでしまったなら私が困る あともうすぐで夕日が落ちる集合場所に戻るぞ」

「そうですね」


ー真田と今川ー


「お前は足が速いと聞いたがそうなのか?」

「ああそうだ」

「でも足と音だとどっちが速いと思う?」


唐突に質問をしてきた

足と音ならそりゃあ音だ


「音だろ」

「そうだな 音の方が断然速い

僕は音を使い、君は足を使う、どういう意味かわかるか?」

「俺はお前に勝てねえと言いてえのか」

「そうだ」

「それは俺の足じゃないからな 俺の足を基準に言い直せよ」

「それは戦った後な」


位置に着いた

先生の合図で始まった


まず音は扇形に広がるそのため俺は瞬時に扇形の枠から外れた


「どうだ?速いだろう」

「どうかな?

竜の雄叫び

あ゛ーー!」


かなりの声量だ

扇形の端にいたからあまり痛くないが一応もうすこし距離をとろう


「逃げてばっかじゃ僕に勝てないよ」

「うるせえ」

「あ゛ーー!」


逃げてるだけじゃ埒が明かねえな

音速を超える速さで走るか


「神速」

「何?!消えた どこだ」


俺は響の両手を一瞬で蹴った


「痛ってー!」

「どうだ?諦めて音より足って認めるか」

「諦めない! 認めない!」

「そうか」


俺は再び神速を使った

けど俺は見えない何かにぶつかった


「お前 音だけじゃないのかよ?!」

「へ? 僕は何もしてないよ」

「どういうことだ?」

「知らない」

「ここに何かあるのか?」


確かに感触がある

けど見えない 壁があるようだった

周りを見ると円形に窪んだ穴が連なっている


夕日が落ちたとき謎が解けた


「うわー!」


俺らは叫んだ

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