第13話 友の作り方は感動
練習試合があると先生から聞いた俺
前回の怪気魔との戦いで屈辱を晴らすためにベットから飛び降りた
保健室から出て、朝の登校に合わせて教室に入った
「おはよう 勝」
「治ったのか!よかったぜ あのまま死ぬのかと思ってのに」
「俺が死んでたまるか」
先生がちょうど教室に入ってきた
「紫道、回復したのか」
「はい もう大丈夫です」
「今は明日のためにみんな練習してるんだがいけるか?」
「はい!いけます」
丸一日、俺らは対戦のために練習した
次の日
今日はどんなやつがくるのかな?
グラウンドで待機していると
見知らぬ人が入ってきた
「ここが関東の魔術学校か 都会かと思ったら意外と田舎なんだな」
「お、あいつらが今日の対戦相手か?」
俺らに近づいてきた5人
服部が始めに挨拶をした
「おはよう」
「あんたは先生か?」
「そうだ 僕は服部翼 君たちは?」
「俺は伊達瑛時
こっちは今川響」
「覚悟してこい」
「でこっちが織田樹雨」
「よろしくな」
「こいつは毛利南奈」
「よろしく」
「で、最後西郷啓獅
「よお」
みんな強そうだな
特にあの西郷ってやつ筋肉えぐいな
続いて俺らも自己紹介した
「さて自己紹介も終わったし合同練習を始める まず対戦相手を決めろ」
俺はどうしようかなー
勝は誰にするんだろう
「俺は西郷とペア組みたい」
勝は西郷を選んだ
「私は南奈と組もうか いいだろ?」
「よろこんで」
宮本は毛利と組んだ
「あんた私を楽しませてくれよ?」
俺は伊達を誘った
天草は織田と戦うことになった
「久々だね 僕はワクワクするよ」
真田は今川を選んだ
「僕が合図を出したら始めるよ」
みんなは離れ位置についた
「始めー!」
合図と同時に相手が距離をとった
多分これは攻撃前の準備だな 攻撃を避ける準備を俺もするか
「上杉 この攻撃を避けることができるかな
草乱武神」
消えた?!
上に気配を感じる 太陽のおかげで伊達の影が見え位置を特定
チャンス到来
俺は集中し、木刀に手を当て、避ける
攻撃を避けた
今だと思い木刀を振った
しかし手ごたえがなく切ったのは「気」だけだった
このときの気とは相手が何かを行動する前に起きる気配
攻撃を予測することも可能だがそれに翻弄されることもある
「しまった」
隙をついた伊達 俺の背中を殴り飛ばした
「残念だったね フェイクだ」
俺は吹っ飛ばされた 受け身をとり、反動を外側へ飛ばした
やるなあいつ
俺も攻撃をするか
浮脚で空を蹴り相手に狙いを定めさせないように近づいた
伊達は驚いた表情を顔にだし、咄嗟に拳を出した
その拳はかなり速かった
けど俺は空中で体を捻り、拳を避け、捻った体を戻し、回転を木刀に掛け加速して
伊達に打ちつけた
「捻れる斬道」
伊達を飛ばし木に当たった
「すごいね君 あんな攻撃の仕方見たことないよ」
「ありがとな」
俺は手を差し出して伊達を起き上がらせた
ー勝と西郷ー
「啓獅だっけか?よろしくな」
「おう 俺とやりたいのか?」
「そうだ お前と戦いたい」
「いいぞ 柔道の力、見せてやる」
先生の始めの合図で始まった
啓獅は急に拳に力を入れ、魔術を捻じ込んだ
数秒の溜めのあと
「躊躇無死の一撃!(ちゅうちょなしのいちげき)」
大振りで拳を回し、波動のような魔術を俺にぶち込んできた
「避けねーと死ぬぞ」
啓獅の注告を無視した
ふう 受け切ってやる
俺は先生に習った、最高火力の技を撃つ構えをとった
左足を相手に向けて踏み出し、つま先に力を入れた
右足に魔術を込めてぶち蹴って生み出した
「能砕!」
足が刃を纏い啓獅の一撃を粉砕
かなりの衝撃波が起き、木々の虫や葉が散っていく
おお、これが「能砕」、、
俺が求めてた迫力が 今、目の前で
啓獅がこっちに歩いてくる
「すげーじゃんお前 あれを壊す奴なんてお前しかいねえ
お前の度胸を認めてやらー お前は今日から友だ」
「ああ友だ よろしくな」
「おう」
俺と啓獅は友になった




