人間VS悪魔 ‐悪魔もびっくりだった人間たちの堕落後世界‐
悪魔たちの言い分というか、讒訴というか、独白的な何か。
人間って本当に馬鹿だよな。自ら神との約束を破って、俺らのところに来たんだから、それで今さら戻りたいとか、本当に愚かしい。
ばーか、ばーか、ばーか!
今さら何言ってんの? 簡単に赦されるわけないじゃん。たとえ神が赦しても、悪魔のほうも赦さなくちゃ、罪は晴れないんだよ。一生その罪抱えて生きてけば良いじゃん。あれぇ? 自分たちのしたことだよ? 責任持ちなよ。
俺たちのしたことと言えば、ただ『善悪の知識の木の実』の素晴らしさを教えただけさ。あとは人間たちの責任だよ。食べる食べないは人間たちの責任。俺は知ーらない! 何、今さら。当然じゃん。こっちは教えただけだもんね。
でも驚いたのは、人間って俺たちが考えていたよりも残酷だったってこと。あのあと俺らが何もしなくても、勝手にいろいろやらかしてくれたから、あいつら。
見ていて何度びっくりさせられたことか! え、そんなことやっちゃうの? え、やっちゃうの? さすがにそれはちょっとグロいよ……うわぁ、何こいつら、マジえげつない……
ってことがいくつもあったよ。まあ、面白かったから良いんだけどね。
人間って本当に愚かしい。その滑稽な姿、もっと見せてよ。永遠に離さないから。
せいぜい頑張れよ。その方向性が間違ってることも多いけど。良いんじゃない? お前ら人間って本当に面白いよ。
To be continued.
※同人誌『うさぎの短編集』にも収録されています。
詳細は活動報告を読んでください。




