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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD


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あいもリ。

 いつものバス停にて――


「マグロor豚バラが選べる? 選べる背徳丼『めん屋まぐ郎』に登場っ!? 大盛ラ~メンセットで重量一,五キログラムんっ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「なんか情報量多くてわからないわね~……ラ~メン屋なの? ラ~メン屋なのにマグロ? 豚バラ? ラ~メン屋で寿司屋でお好み焼き屋じゃないわよね?」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「千葉県東金市のラ~メン屋――あぁ……ラ~メン屋なのね。二〇二六年一〇月に新メニュ~『背徳丼M』と『背徳丼B』が登場か~……背徳っていうなら、ものすっごい量を期待しちゃうわよ~」


「Mは天然マグロの中落ち一五〇グラムで一杯で三度おいし~。天然マグロの骨から店内でひとつひとつ削ぎ落し中落ち一五〇グラムか~……。ごま油が香る特製漬けダレで和え、マヨネ~ズや細切れ沢庵、卵黄、わけぎ、白胡麻うぃのせたか~……魚にしては頑張ってる方ね~」


「Bは千切りキャベツのうえにマヨ、ニンニクの効いた特製トンテキだれで炒めた豚バラと厚切りタマネギを豪快にもりつけたか~」


「まあ、豚かしらね~……」


「その丼に合わせて『マグロ豚骨ラ~メン』か~……まあボリュ~ムはそこそこあるかしら?」


「ジュ~ブンすぎるとおもうけどぉ~……」

 そういうイブキだった。

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