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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD


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け〜ぶるとカ。

 いつものバス停にて――


「吉野家で牛丼を待ってる間――人生で一番至福の時間よね〜……」

 なにかの記事を読みながら、そんな事をいう月夜。


「最近あるテ〜ブルの端から伸びるケ〜ブル? そんなのあったかしら?」


「先端はUSBのCタイプで注文用タブレットと台座にある充電ボックスにつながっており、スマを繋いで充電できるか〜……ライトニングケ〜ブルはないのかしら?」


「もうつかってるヒトがぜつめつキグしゅだからないよぉ〜」


「使ってみると案外良く、食事の間に充電を継ぎ足すことができるか〜……まあ、食事中は牛丼の一点集中だからスマホ使わないね〜」


「ケッコ〜たべながらイジってるヒトいない?」


「まあ一〇分か一五分ぐらいの時間だケド、充電量を上げられるのはイイわよね〜……さすが牛丼屋、さすが老舗の吉野家」

 月夜がそんな事を言っている隣では、


「『か』がみみもとでとぶリユ〜かぁ〜……」

 イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ヒトのにおいやニサンカタンソにハンノ〜して、ちかづいてくるかぁ〜……じゃ、なんであんなにミミにばっかりくるんだろ?」


「めちゃくちゃハッキリきこえるよねぇ〜……」

 不快に顔をしかめる。


「アンタの耳が臭いんじゃないの?」

 そういう月夜だった。

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