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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD


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うなば〜ガ〜。

 いつものバス停にて――


「あったわっ!」

 月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな声をあげた。


「月見ブ〜ムのいま。月夜ウナギバ〜ガ〜……どっかにあると、誰か作るハズと信じて探した結果――」


「う巻きをヒントにウナギとタマゴの月夜バ〜ガ〜を合体させた。『鰻たま』が完成したか〜……」


「いや、そこは『月夜ウナギバ〜ガ〜』でしょ! いまブ〜ムの月夜とウナギの合体なんだし」


「たんじゅんにおいし〜モノとおいし〜モノをくみあわせただけじゃん」


「そうやって進化していくのよ!」


「なんかつおいやつとつよいやつががったいして、もっとつおいやつになるリロンだねぇ〜」

 イブキの頭の中で変な踊りをしながら、合体する様をイメ〜ジする。


「新大阪駅から徒歩一分――大阪か〜……」


「と〜いねぇ〜」


「ところにあるお店で『月夜バ〜ガ〜 鰻たま』三九八〇円……なかなか強気な値段ね。具材を考えたらこんなもんだけど……」


「味付けには山椒をきかせたマヨネ〜ズにウナギのタレにバルサミコ酢を合わせたソ〜スか〜」


「ウナギと一〇〇パ〜セントビ〜フパティのコンビか〜……一度食べてみたいわね〜……」

 そんな事をいう月夜だった。

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