て〜まぱ〜ク。
いつものバス停にて――
「豚のテ〜マパ〜ク?」
月夜がグルメアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「埼玉県の日高市にある豚のテ〜マパ〜ク『サイボク』が創業八〇年を記念した『創業八〇年ありがトンまつり』開催されるか〜……豚のテ〜マパ〜ク……丸焼き必須よね〜」
「ブタのまるやきあったらジャキョ〜のギシキみたいになるんじゃない?」
「そもそも豚のテ〜マパ〜クがね〜……」
月夜は耳で空を飛ぶ像の豚版をイメ〜ジする。
「とりあえず、モグラたたきっぽい『ブタたたき』はほし〜よねぇ〜」
「食べ物を粗末にしちゃダメよ〜」
「……そのまえにド〜ブツっていってほしかった」
「期間は九月一九日から二三日までの五日間か〜……注目はサイボグのブランド豚『ゴ〜ルデンポ〜ク』を使った『八〇周年 いい肉丼』だ! めちゃくちゃいいじゃないっ⁉︎」
画像を見ながら、そういう月夜。
「この他にも肉料理が楽しめる――肉料理が楽しめるっ⁉︎ 『モリモリありがトンセット』などもある」
「長いフランクを挟んだ『ロングホッとんドッグセット』か〜……豚のテ〜マパ〜クって食だったのね〜」
「イイわね〜……」
そんな事を言いつつ、スマホで何かを調べ始める月夜。
「ウシのテ〜マパ〜クさがしてんのぉ〜?」
隣でそういうイブキだった。




