かるビ。
いつものバス停にて――
「吉野家の別形態で新作か~……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「吉野家のもう一形態である牛カルビ専門店『かるびのとりこ』でにんにく×背脂を使った、新作丼が登場っ!? もう、絶対おいし~やつじゃないっ!」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「吉野家は牛カルビ丼・スンドゥブ専門店『かるびのとりこ』全店で『秋のスタミナ祭』として『スタミナ牛かるび』『プルコギ牛かるび』を販売した。それぞれを丼と定食というカタチで用意、丼はテイクアウトもできるか~……ウ~バ~してくんないかな~?」
「キョリはどんぐらい?」
「三〇〇キロ」
「さすがにムリじゃないかなぁ~?」
「『スタミナ牛かるび』は牛かるびにモヤシとニラを合わせ、焦がしニンニク醤油が香るスタミナだれを絡めた一品。もう、絶対おいし~わよね~……カルビがかるびなのもイイわよね~……」
「さらに刻みニンニクと背脂を合わせているか~……」
「『プルコギ牛かるび』は牛かるびにキノコ、ピ~マン、タマネギを合わせ、甘みのあるピリ辛ダレを絡めているか~……」
「背脂マシマシにきのこマシマシか~……かるびマシマシはないのかしらね~?」
そんな事をいう月夜だった。




