ふぉかっちャ。
いつものバス停にて――
「モスで八月二八日に黄金のさつまいもスィ~ツ・ドリンクを九月九日には黄金チ~ズソ~スの月見フォカッチャを販売するか~……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「いずれ一一月上旬までの期間限定販売か~……まあドリンクはど~でもいいケド……」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「モスバ~ガ~は二〇二二年から秋の風物詩お月見をイメ~ジした『月見フォカッチャ』を販売しており、五年目となる今年は黄金に輝く月をイメ~ジした『黄金チ~ズソ~ス』を使った商品」
「黄金チ~ズソ~スはパルメザンチ~ズやチェダ~チ~ズに卵黄パウダ~でコクを加え、ブラックペッパ~でアクセントをつけた濃厚な味わいか~……」
「『月見フォカッチャ 黄金チ~ズソ~ス』は天然腸を使ったジュ~シ~な馬蹄形ソ~セ~ジに千切りキャベツや、みじん切りオニオン、黄金チ~ズソ~ス、半熟風タマゴを合わせた、ふんわりフォカッチャでサンドした」
「食べ進めると半熟風タマゴの黄身ソ~スがトロリと溢れ、より濃厚な味わいが広がるか~……」
「さつまいも黄金スィ~ツ――これは、まあいいか」
「ちょっとまって」
画面を閉じようとする月夜の指を『むぎゅ』と掴んでとめるイブキだった。




