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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD


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すいカ。

 いつものバス停にて――


「吉野家で鉄板ステ〜キ定食か〜……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「牛肉の旨みと食べ応えを感じられるステ〜キ――そ〜よね。一番、肉の良さを感じられるのは切って焼いただけのステ〜キなのよね〜……焼肉、スキヤキ、しゃぶしゃぶ――いろんな調理法があるケド、やっぱり、切って塩振って焼いて、すぐ食べる! これが一番なのよね〜」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「タマネギの旨みとオニオンソ〜スは別添えになっているか〜……まあ、最初はシンプルにそのままよね〜……焼き加減はミディアムレアか〜……肉本来の旨味を感じるならレアよね〜……表面のみ焼き色を感じ」


「その後に味変で塩、そのあとに胡椒、最終的に塩胡椒にして……ソ〜ス系は直接かけたりすると鉄板の温度が下がったりするから、別皿でドボン――ディップする感じがイイわよね〜」


「テイクアウトなにの店内限定か〜……まあ、それが一番おいし〜わよね〜……」


「次はステ〜キハウス『フォルクス』で食べほ〜だいか〜……」


「スイカがねぇ〜」

 イブキの腕が伸びてきてスマホ画面の下記を指すのだった。

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