かちかン。
いつものバス停にて――
「魁力屋でラ~メン無料か~……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ふ~ん……まあ、肉じゃないケド~……チャ~シュ~はそこそこおしい~ものね。ラ~メンも悪くはないわ! あくまで肉料理が至高にして最高なのは変わらないケド……」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「京都北白川ラ~メン魁力屋は公式アプリ限定でラ~メン無料ク~ポンが配信されているか~……無料のク~ポンを使うには店内で飲食のときに並を一杯以上頼んだ人か~……」
「そのク~ポン……12さいいかのコドモがタイショ~の『おこさまラ~メン』ってかいてあるよぉ~」
イブキがそういって、スマホ画面をさす。
「アンタならいけそうだけどね~」
そんなイブキが見ているスマホ画面が月夜の視界にはいる。
「ドミノの氷をつかわない濃厚シェイク?」
「そそ。なつゲンテ~のメニュ~で『ドミノシェイクトロピカルマンゴ~』がハンバイされるんだよぉ~」
「へぇ~……でも、六五〇円って高くなったわよね~」
「まあ、みんなねあがりケ~コ~だからねぇ~」
「肉系があがるのは仕方ないケド、シェイクまであがってんのね~……六五〇円って吉野家で食べられるわよ」
そんな事をいう月夜だった。




