ふしヨ~。
いつものバス停にて――
「ん~……今年のウナギの豊作ね~」
「ぜつめつキグしゅなのに?」
「漁獲高は知らないわ! ウナギを使った夏メニュ~のことよっ!」
「ウナギバ~ガ~……ありそうでなかった。まあ、誰もが一回は考えるわよね~」
「そっかなぁ~?」
「考えるわよ! ハンバ~ガ~を食べてるときなんかに――『これの中にウナギ挟んだらど~だろ~?」とか」
「そっかぁなぁ~? あまいタレがあわないとおもうけどぉ~」
「かと、思えば『炭火焼 うながんこハンバ~グ背徳のバタ~のせ』なんってんもでたのよね~……そこまでやるなら、ハンバ~グじゃなくってステ~キでもやちゃいました的なのもほし~わよね~」
「そっかなぁ~?」
「そして、ちょいちょいやる天丼屋のウナギの天ぷら――ウナギは蒲焼、それも墨で焼いた皮はパリっと中はふっくらという最高にして至高の調理法をあえてやらない。ウナギ界に一石を投じる」
「ウナギかい?」
「『うなとろ天丼』これも毎年――いっそレギュラ~メニュ~でもいいのに」
「あとは今年もでる日清からの『謎うなぎ丼』急に食べたくなったらこれよね~……ただ半年とか寝かすと、微妙に身がまずくなるのよね~」
「月夜。それウナギふしよ~ってかいてあるよねぉ~」
そういうイブキだった。




