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る〜ト。
いつものバス停にて――
「ウナギ食べほ〜だい?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「えっ! そんな言葉ありえるの? ウナギ食べほ〜だいとか、一万円札掴み放題ぐらいアチエナイ言葉じゃないかしら?」
「あっ! もしかして……目の前が川だから、そこで放流されてるウナギを自分で取ってきて捌いて、調理したら何匹でもいいよ的な感じかしら?」
そんな風に疑りまくって、続きを読み進める。
「すなみな太郎で――すたみな太郎なんだっ⁉︎」
「七月一七日から七月二十日までのディナ〜タイム限定で全国のすたみな太郎でウナギの蒲焼食べほ〜だいがはじまるっ⁉︎」
「なんで、そんな事ができるのかしら? 純絶滅危惧種でしょ? 稚魚からの完全養殖が可能になって今年初めて一般販売開始されたばかりなのに……」
「もしかして、完全養殖ウナギは一〇〇億匹とか生み出せるのかしら?」
「すたみな太郎では六月一二日より韓国フェア――韓国はど〜でもいい、ウナギよ! ウナギ」
そんなこと言いながら、記事内を隅々まで読み返す。
「これ以上の情報がのってないわね〜……すたみな太郎には独自のウナギル〜トがあるのかしら?」
そんな事をいう月夜だった。




