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くマ。
いつものバス停にて――
「くら寿司は大トロ、中トロなんかがでる『国産天然まぐろ』フェアか~……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「五月二九日からだから、もう終わってるかしらね?」
「はま寿司は『みなみまぐろ大トロとデカねた祭り』が六月九日から、こっちはやってそうね」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「脂がのったとろけるような味わいを堪能できる『みなみまぐろ大トロ』。まあ、大トロだから絶対おいし~やつだよね~……」
「ほかには『五種類野菜のかきあげ』か~……葉っぱは別に興味ないんだケド、かきあげにするとおいし~のよね~……」
「炭火焼き鴨肉のつくねを特製タレで甘辛に仕上げた。『鴨つくね軍艦』。これも良さそうね~。鶏は鴨が一番なのよね」
「ほかには――サ~モンか~……鮭はあんまり好きじゃないのよね~」
「クマなのにっ!?」
イブキは月夜が大自然の中で片手で鮭を捕まえてる姿をイメ~ジしながら、
「熊じゃないわよっ!」
「どちらかというと、エビの包みや車エビに握りのが好きだわ」
「ちょっと、ゼ~タクなクマさんなんだねぇ~……」
月夜を熊と同列のカテゴリ~しているイブキだった。




