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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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かっパ。

 いつものバス停にて――


「回転寿司はどこもトロとウナギか〜……」

 月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな事を言っていた。


「かっぱはウナギづくし。夏の定番であるウナギとキュウリと稲荷をつかった商品……いや、キュウリと稲荷は割とど〜でもいいわよ」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「三種類をタップリと使った、『うなぎかっぱいなり』……三種類をタップリじゃなくって、ウナギをタップリにしてほしかったわね〜……キュウリいっぱいはいっててもな〜……」


「ほかにも魚と肉一皿で味わえる『ウナギ&牛カルビいなり』――こっちは良さそね。稲荷が余計だケド……」


「またサイドメニュ〜で不動の人気を誇る『ウナギ冷やして茶碗蒸し』も登場……茶碗蒸しか〜……」


「なんかあるの?」


「昔、コンビニでどこかの知らないおじさんが茶碗蒸しは熱くないと! 冷たい茶碗蒸しなんか存在しないって店員さんに怒ってたのを思い出した」


「そんなコトいわれてもテ〜インさんこまっちゃうよねぇ〜」


「実際困ってたわね〜……まあ、それはそれとして――」


「直火でパリっと香ばしく焼き上げる『ウナギ炙り』も登場か〜……また地下では河童達が時給キュウリ一本で働いてるのかしらね〜?」

 そんな事をいう月夜だった。

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