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とんじル。
いつものバス停にて――
「すき家が豚汁ラ〜メンか〜……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「すき家は六月四日から豚汁みそラ〜メンを期間限定で販売する」
「最近、牛丼と麺類のセット多いわよね〜……吉野家のまぜそばと牛丼とか――あくまでメインは牛丼で麺はオマケだケド……」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「豚汁に麺と特製ダレを付け足した新メニュ〜――ただ、豚汁に麺ぶちこんだじゃないのね〜……てっきり、豚汁見てたスタッフが『ここに麺ぶっこんだら豚味噌ラ〜メンになるんじゃない?』的な思い付きではじめたと思ってたケド……」
「二種類の味噌やニンニク、生姜などをブレンドした特製ダレを加えているか〜……」
「手頃なサイズながら、牛丼と一緒に食べることで満足な食べ応えがアップするか〜……まあ、牛丼と一緒ならね〜……最強の味方がお供にいる感じだから、負けようがないわよ」
「単品は三六〇円か〜……まあ、単品はないわよ。牛丼が付いてこないと戦えるワケないし……」
「牛丼あってこそだしね。『豚汁みそラ〜メンたまごセット』これもラ〜メンにタマゴいれるの? 牛丼にタマゴいれたほうが絶対いいわよっ!」
「……まあ、結局どっちもいれるんだケド……」
そういう月夜だった。




