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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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4514/4542

にんにク。

 いつものバス停にて――


「伝説のすた丼屋は六月一日より期間限定メニュ~を販売っ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「『厚切りコンビすたみな焼肉丼』と『厚切りコンビねぎ塩焼肉丼』を全国のすた丼屋で販売する。牛カルビと豚トロをタマネギととに炒め大盛ゴハンのうえに盛り付けた総重量五〇〇グラム超の焼肉丼」


「オリジナルの焼肉ダレをベ~スにすた丼で使用している秘伝のニンニク醤油ダレをブレンドそた特製ダレで仕上げているか~……もう、絶対おいし~わよね」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「『厚切りコンビねぎ塩焼肉丼』は同店初となるニンニク不使用商品っ!? ニクニクがはいってないっ!? すた丼はニンニクでできてるといっても過言じゃないのっ!?」


「そんなクサ――におうトコなんだぁ~……」

 隣でイブキがロコツに嫌な表情をする。


「オリジナルの塩ダレに刻みネギを加え、特製ネギ塩ダレを使用し、仕上げにトロロをのせることでネギ塩の風味と肉の旨味を楽しめる一杯になっているか~……」


「でも、ほんのちょっとニンニクはいってるんじゃないかしら? すた丼屋でニンニクがはいってないものなんて存在しないわよね~」

 そんな事をいう月夜だった。

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