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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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れもン。

 いつものバス停にて――


「しゃぶ葉が初夏の牛タン祭りか〜……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「しゃぶしゃぶ食べほ〜だいのしゃぶ葉がレモンづくしの『初夏の牛タンフェア』を五月一四日から期間限定で開催する」


「対象は『牛タン食べほ〜だいコ〜ス』『牛タン&国産牛食べほ〜だいコ〜ス』で、食感にこだわって厳選された牛たんをランチタイムでは時間無制限――無制限っ⁉︎」


「イイじゃない! 食べほ〜だいなのに時間きにせずにゆっくり楽しめるってことなのっ⁉︎」


「じかんむせ〜げんにしたら、おみせのショクザイぜんぶ月夜がたべつくしちゃうんじゃ〜……」

 イブキは全ての食材を食べ尽くした月夜がまだ足らずにスタッフや店も食べ始める様をイメ〜ジする。


「なに考えてんのよ」

 まるでイブキの頭の中が視えてるかのようにそういう月夜。


「レモンハ〜ブだしや瀬戸内塩レモンだれやレモンゼリ〜が新しい加わるか〜……」


「レモンづくしより牛づくしのがイイわよね〜」


「牛ハ〜ブだし、瀬戸内塩牛、牛ゼリ〜……」


「あんまりおいしくなさそぉ〜だよねぇ〜」

 隣でそういうイブキ。


「あっ! この牛テ〜ルだしは良さそうね」

 そんな事をいう月夜だった。

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