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【2章開始】男女比が壊れた世界に転生(夢)した俺は、チョロインを弄びながら高嶺の花を狂わせることにした  作者: 歩く魚
現実だった京都メスガキ

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63.その手で何をするのか★

 多くの星を解説して、時には星座の成り立ちを映像で見せてくれて、観客が本格的にリラックスし始めた頃。


 俺の左肩や胸の辺りを枕のようにして天井を眺めていた凪が、モゾモゾと動き始めた。


 周囲の客に気を配っているのか、俺に直接話しかけてくるようなことはしない。

 

 時にはスクリーンほど震えるような大音量の映画中でさえ、ヒソヒソ話は耳についてしまう。

 

 余計なことを喋って周囲から顰蹙を買い、追い出されでもしたら厄介だ。

 彼女も同じように考えて口を開かない。


 落ち着くのに良い位置を探しているのかとも思ったが、それにしては何ていうか、意思を持って動いている。


 少しのあいだ様子を伺っていると、彼女は、俺の胸よりもさらにこちら側へおもむろに身を乗り出し、左手で俺の腹のあたりを撫で始めた。


 上から下に、左右に、円を描くように。

 指で、手のひらで、爪で。

 ゆっくりと、くすぐったいぐらいの力加減で触ってくる。


 やがて、凪の指は丁寧にシャツのボタンを外し、直に肌へと触れて来た。


 ——愛撫だ。


 こいつは、俺が声を出せないのを良いことに身体を弄り回そうとしている。


 もちろん、普段の俺ならば、されるがままという選択肢はない。

 

 だが、俺の左腕は凪という、女子にしても軽い重しで動かすことができないし、右腕でもギリギリ胸に届くかどうか。


 彼女ほどの爆乳でも、先端に触れるのが精一杯。

 残念ながら彼女は下着をつけているため、俺の反撃は意味をなさない。

 

 ひょっとして凪は、俺が干渉できない位置を探っていたのか?


(……それなら、かなりのやり手だぞ)


 ドーム内は空調も効いていて汗をかくことはないが、これが少年漫画であれば、俺の頬に汗が伝っているはずだ。


 そして、俺の身体を旅する凪の手は徐々に下がっていき、太もものあたりを撫で始めた。


 自分で触れても何も感じない部位。

 その役割を異性が担うというだけで、肉体は悦ぼうとしている。


 はぁ、という凪の吐息と乳の感触が、俺という男の本能を目覚めさせようとしてくる。


(流石に……このままじゃマズイか?)


 気持ちとしては全然アリだ。

 

 プラネタリウムを見ながらのエロイベなんて、そう経験できるものではない。

 相手がド級の美少女というなら尚更。


 しかも、この世界では性犯罪という括りはあれど、男が絡むと途端に複雑になる。

 ある意味では単純なのか、男側が望んでいれば全てがOKなのだ。


 前世のように「無理やり受け入れさせる」という懸念がある以上、そう簡単に無罪にできるわけではないが、そもそも基本的に男の方が力が強い。本気で拒めば勝てるのだ。


 でも、今の段階で凪に対して力押しはしたくない。

 力では男に勝てないと理解させるのは、もっと決定的な場面なのだ。


(……仕方ない。バレないぐらいの声量で注意するか)


 そうして、彼女に声をかけようとすると——


「…………ッ!」


 凪は空いている右手で、機を見計らったかのように俺の口を塞いだ。


「ふふっ」


 意地悪そうな笑みを浮かべる凪。


(見事……見事としか言えない)


 少なくとも今この時に限っては、彼女は俺の思考を読み、上回った。

 素晴らしい。俺がしのぎを削るライバルとして相応しい。


 今回は、その気合いに免じて、甘んじて愛撫を受け入れることにした。


 俺が拒否しないと理解したのか、凪は右手を離し、左手での動きに集中し始めた。


 パンツ——この場合はズボンと表現する方が分かりやすいか——の上から盛り上がっている部分を撫で、爪で軽くくすぐり、満遍なく刺激を与えていく。


 涙や汗とはまた違う、原因不明の液体のようなものが、普段は別のものを放出する部位から滲んでいる気がする。


(ようやくだ……クるのか……!)


 旅の終着点は一つ。

 凪が俺のパンツのベルトをカチャカチャと外すと、腰のあたりに開放感が到来する。


 そして、彼女は俺の顔を見上げて妖艶な——一つ下の女の子がしてはいけない表情のまま、布の下に手を入れた。

別に、どこを触ってるか明言はしてないですからね。勘違いしないでくださいね。


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