第2話
第2話
福沢諭吉は白人至上主義なのに
よく日本の学校でかつての偉人達を
教える気になったよな?
先生達の自己紹介が終わり
生徒の自己紹介かと身構えた時
隣のクラスから
ゴロゴロゴロゴロッッ!!
ってすげぇ重いものを転がしてる音が
聞こえたと思ったら
大鳥「河井先生!なんで、そんなもの
持ってるんです!?」
河井「これか?これはガトリング砲だ!」
……河井?ガトリング砲って言ったか?
まさか河井継之助か!?
あ、ちなみに『つぎのすけ』と
書いてある事が多いが彼が亡くなった土地
では『つぐのすけ』と読み方が違うんだよな。
ガトリング砲を自ら連射して撃つも
奇兵隊へ城は落とされてしまったという。
奇兵隊はガトリング砲を
恐れて1回城を取り戻されちまうんだよな。
まぁ、その後、取り返すのが奇兵隊らしいけどよ。
副担任は誰なんだろう?
河井「どうだ!大鳥!凄いだろう!?」
大鳥「凄くありません!そんな物どうやって
持ち込んだんですか!」
河井「勝校長には許可とったぞ?」
大鳥?……まさかとは思うが医学を学び
色々あって投獄されるも釈放され教職につき
最後は外交官として終えた大鳥圭介か?
いや、大鳥だけじゃ分かんねぇな……。
てか!校長!許可したんかい!
教頭の額に青筋浮くわ、そりゃ。
ていうか入学式の直前で気づいたから
止められなくてキレてたパターンか?
福沢「隣のクラスは騒がしいな。栗本。
隣のクラスの武装解除を頼む。」
栗本「そうだな。ちょっと行ってくる。」
福沢「では、諸君らの名前を聞こう。
誰からでもいい。立ち上がり話せ。」
ガタタタっ!
乃木「はっ、はい!俺からいきます!」
五代「待て。おいん方が早かった!」
乃木「ひぃっ。お、俺は別に争う気は無いんよ。
グスッ。うぅ。でも、1番は譲れんそ。グスッ。」
おわ。泣き出した!てか方言喋るヤツ多いな。
福沢「はぁ。威勢がいいのは片方だけか。
泣くだけなら座れ。
そこの威勢の良いお前から自己紹介しろ。」
乃木「そ、そんな!」
泣きつつ座ったアイツは見た事あるけど
思い出せねー!
もう1人のやつは
ふふんと、得意げに胸を張って
「マイネーミイズ!五代友厚!」
なんで英語!?どー聞いてもカタカナ英語だし!
んで、それだけ言って座るんかい!
んで泣いてた奴がすかさず立ち上がって
ガタッ
「グスっ。お、俺の名前は乃木希典。
得意科目は体育です。」
泣きながらも2番手いくのはすげぇな。
って五代友厚と乃木希典!?
おいおい、どっちも道は違えどエリート人生歩んだ奴じゃんか。
五代友厚は幼少期は謎に包まれているが
2回留学したり、その間に高杉晋作達と上海に
市況調査に行ってるんだよな。
その後なんやかんやあって
官吏として成功していたが辞職し
1度帰郷するも大阪で事業を起こし
実業家になるも波乱万丈な人生を
送るんだよな。
乃木希典は幼少期から
泣き虫で無人とかけて泣きとって
呼ばれるほどだった。
そして、時期は不明だが左目をケガによって
失明してんだよな。
妹にいじめられて泣いてたくらい
弱いやつだったのに
学者になると父親とケンカして家を飛び出て
弟子入り先でも断られたのにも関わらず
何だかんだで受け入れられ学問を
教えて貰ったところを見ると
頑固者なんだろーな。
んで、剣も学んで陸軍として活躍し
最後は妻と共に自刃してるんだよ。
というか何回か自刃しようとしてんだよな。
明治天皇から俺が亡くなったら
自刃していーよ。
と言われて実際にそうした奴だ。
ていうか、俺が場違い感がすげぇ。
あれ、福沢先生こっちをガン見していらっしゃる。
もしかしなくても、俺に自己紹介しろと。
ガタリ。
「えっと、田中修です。得意科目は社会。
好きな物はカレーです。よろしくお願いします。」
ふぅ。何事ともなく言えたぜ!
先生の視線も違うやつに向いてるし。
やっぱあれ無言の圧力だったんだな。




