番外編⑨〜サウナでととのう〜
番外編⑨〜サウナでととのう〜
東行庵から歩いて10分……。
着いたー!
晋作の湯!!駐車場広っ!
高松先輩が駐車場の隅を指して
高松「あちらにある黒い箱みたいなのが
サウナトレーラーです。」
あ!あれか!白いのは……テント?
松本「受付を済ませてくるから待っておけ。」
松本先生がそう言ってズカズカ歩いて行った。
って、めっちゃ速っ!!
え?まさか俺に合わせて歩いてたの?
そういえば、昨日なんかは俺、息切れしながら
必死で歩いたり走ったりしてたのに
今日はそんなことねぇわ。
乃木が隣に来て
乃木「田中、今日はゆったりスケジュールとはいえ
僕達について来れちょるね。
サウナの効果出てるんじゃない?」
確かに昨日の弾丸スケジュールに比べれば
ゆったりスケジュールだけど
それでも!みんな歩くの速いと思いますけど!?
単純に俺が1番遅いから合わせられてるだけだろ?
登山とかと同じで1番経験が
浅い奴を真ん中にして皆でペース合わせるみたいな。
松本「あっちの白いテントで水着に
着替えてサウナに入るんだそうだ。
俺は荷物番をしておくからしっかり温まってこい。」
そう言って松本先生がテントの方へ歩き出した。
高松先輩が歩きつつ
高松「このサウナは薪ストーブでロウリュは
柄杓1杯を1度だけというルールですので
ロウリュをするのは1セット後にします。
2時間貸切ですが水風呂はありませんので
外気浴とサウナを交互にする事にします。」
松本「水風呂のかわりに濡れタオルを
俺が準備しておく。
椅子もセットしておくから気にするな!」
白いテントで俺達は水着に着替えると
めっちゃ寒い。
既にサウナは少し温まっていて
俺達は少し狭いけど何とか座れた。
高杉先輩が高松先輩を無視して
ロウリュしようとするのを
桂先輩が頭を叩いて止めてた。
てか、あっちぃ!!
お多福のサウナよりめっちゃ熱い。
濡れタオルを巻いておいて良かった!
高松「良いですか?10分温まって
外へ出て濡れタオルで
首元や太ももなど太い血管の所を少し冷やし
その後軽く汗を拭ってから外気浴15分。
3セットします。ロウリュは2セット目に
と言いましたよね?高杉先輩。」
おわ、桂先輩の目を盗んで
ロウリュする気だったな高杉先輩。
柄杓、桂先輩に取られてるし。
高松先輩よく見てんな〜。
高松「それから1セット目は10分。
2セット目はロウリュするので短めの8分。
3セット目は10分です。
あくまで今回は目安の時間になります。
田中君は特に限界がきそうだったら
直ぐに外へ出て下さいね。」
高松先輩にそう言われ頷きつつも
「はい、分かりました。」
と返事した。
ピピピとアラームが鳴り外へ出て
松本先生から濡れタオルを貰い
冷やしていると
松本「牛乳だ!冷えてるのを貰ってきた!さぁ!飲め!」
いやいやいや!松本先生!
牛乳はお風呂上がりにしてくれ!
こーゆうのってスポドリとかじゃねぇの!?
高松「松本先生、冷えた飲み物は助かりますけど
水かイオン飲料にして下さい。」
高松先輩が呆れつつ言い放つ。
松本「何を言う!火照った体には牛乳だ!」
松本先生節が炸裂してんなぁ。
そんな感じで俺らはサウナを3セットし
ロウリュは高杉先輩が嬉しそうにかけてた。
最後はラドン温泉で深呼吸することで
しっかり体をととのえられた。
と高松先輩に教えてもらった。
本作に出てくる晋作の湯のですが
現実では2026年6月1日から長期休業中になっており
再開は未定とのことです。
本編では休業前の設定で書かせて頂いております。
川棚温泉グランドホテルお多福さんは
本当にのどかで静かに休んだり
自然を感じたい方にはオススメです。




