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番外編⑤〜豪華なご飯編〜

番外編⑤〜豪華なご飯編〜


あの後はお風呂に浸かる時間はない

ということで、外気浴が終わった後

そのまま着替えて部屋へ帰ってきた俺達。

高杉先輩が部屋で座布団を枕に寝てた。

なんなら桂先輩まで寝てる。

高杉先輩のお守り大変だったんだな、桂先輩。

寝てる2人を見て松本先生と高松先輩は

顔を見合せて2人から離れた所へ座った。

そして、俺と乃木も2人から離れた所へ座り

ご飯が来るまでのんびり待つことにした。

18時より少し早めに食事が来た。

これが瓦そばか!!

茶そばの上に甘辛く味付けされた牛肉、錦糸卵

海苔とネギが散らされその上に輪切りにしたレモンと

山みたいにのってる"もみじおろし"!

高杉「うまそー!!はよ食べよーぜ!」

桂「はしゃぐな、高杉。」

いつの間にか起きてる高杉先輩と桂先輩。

ご飯の匂いで起きるとか野生児すぎだろ。

高松「座ってください。瓦そばは2人で1つらしいので

私と松本先生、桂先輩と高杉先輩、

乃木君と田中君のペアで食べるように!」

高杉「げっ!!」

高杉先輩と桂先輩が嫌そうな顔をしてるけど

高松先輩は気にせず松本先生の前へ座り

乃木と俺は端っこで向かい合わせに座った。

桂先輩が

桂「高杉、座れ。瓦そばを1人で食べ尽くすと

またサウナを逃すぞ。」

高杉「チッ。わぁーったよ。」

渋々、桂先輩の前へ座る高杉先輩。

このポットなんだ?と思っていると乃木が

乃木「田中、器貸して。」

「おぉ。ほい。」

器を差し出すとポットからトポトポと何かを入れた。

乃木「はい、瓦そばの麺つゆだからつけて食べりーよ?」

「へぇ。ポットに出汁が入ってる

なんて変わってんな。」

乃木「温かいお出汁につけて食べるんが

瓦そばじゃから。 」

そうなんだと思いつつ

「いただきます。」

そう言って麺を取ろうとすると

乃木「田中、先にレモンともみじおろしを入れて。」

「うぇ!?飾りつけか添え物なんだと思ってた。」

乃木「違うんよ。レモンともみじおろしを入れて

好みでレモンをつついて食べるほ。

レモンの香りと酸味が出てぶち美味しいけ。

試してみて。」

「へぇ〜。……こうか?」

乃木「そうそう、それでお肉と卵と麺入れて食べるそ。」

乃木の言う通りにして食べたらめっちゃうまい!!

隣の高杉先輩と桂先輩は2人して戦争のごとく

素早い箸さばきで取り合ってる。

高杉先輩は「桂!その肉は俺のっちゃ!よこせ!」

とか叫んでるけど桂先輩は無言でサクサク

箸で掴んで食べてる。2人なのにめっちゃカオス。

松本先生と高松先輩はというと

松本先生は肉中心。

高松先輩は卵中心に食べてるせいか

ケンカしてる様子もなく黙々と消費されてる。

乃木と俺は乃木が几帳面にも半分になるように

分けつつ食べてくれている。

俺はいい友達とご飯食べてるな。

そして、他の小鉢やお刺身なども堪能して

お腹いっぱいになった俺達は

食器が下げられた部屋でゴロゴロしていた。

高杉「はぁ〜ぶち美味かった〜。腹太いわ。」

桂「高杉、物理的にも腹太くなったんじゃないのか?」

高杉「なんやと!?桂こそ腹が物理的に

太くなったんじゃないのか!?」

桂先輩のからかいに高杉先輩が怒って言い返す

くらいなら、まだ平和だ。

高松先輩や松本先生は座布団で

上半身を少し高くして目を瞑って

ジッとしている。

多分、消化を良くするためだろう。

皆にもそうするように言ってたしな。

乃木も俺も高松先輩の言う通りに

座布団で上半身を少し高くしてマッタリしている。

すると、さっきまで黙っていた高松先輩が

口を開き

高松「1時間経過したら

お風呂へ移動しますよ。」

つまり第2回サウナでととのう時間だ。

つかの間の休息を乃木とマッタリ過ごすことに

全力を尽くす俺だった。

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