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12月になって「氷上のマドンナ」に戻ってきた舞莉子。何度、怪我をしてもその度に氷に戻って蘇ればいい。そう考えていた。コーチやインストラクターさん、コトリンや結華ちゃんに伊吹君といった仲間と共に滑ると戻ってきたなと実感をする。
普段の練習と並行してバッチテス ト7級の受験を考えている。それまでとは違い、頻繁にバッチテストが行われるという訳ではないために時期に怪我を気をつけなくてはならない。
バッチテスト7級の内容は以下のものになる。
国内の競技会に出場するために必要な高い技術が求められる級です。主な課題として、ステップからのダブルアクセルや、3回転ジャンプ(トリプルサルコウやトリプルループなど)の成功が求められます。
具体的に確認されている7級の課題は以下の通りです。
ジャンプ:
ダブルアクセル
3回転ジャンプ(主にトリプルサルコウやトリプルループ)
ステップ・演技:
ステップシークエンスからのジャンプ
クリーンな回転(回転不足やエッジエラーがない)
7級は、トップレベルの選手が保持するレベルであり、高い技術力とクリーンな演技が合格の鍵。
即ち、世界ジュニアオリンピックに出場予定の優愛さんはバッチテスト7級に合格している。憧れを持ちつつも、いつも憧れてばかりもいられない。追いついていずれは脅かす存在にならなくてはならないと考える舞莉子。
特にバッチテスト7級を受験するよとはコトリンや結華ちゃんに伊吹君達には伝えてはいなかったが、舞莉子が氷に戻ってきてからの練習する様子を見て何かを感じたみたい。
コトリンから声をかけられた。
「マリリン水臭いな〜。バッチテスト7級を受験するならコトリンや結華ちゃん、伊吹君も誘ってよ。7級は特に難しいって優愛さんから聞いてるから何回も受験する覚悟でみんなで受験しよう。ね」
そのマラソン大会で並走しようって言うノリで言われてもと考える舞莉子。仮に4人で受験をした所で1回で合格出来るとも限らないし、最後に言われた「ね」。たったこの1文字で受け取り方次第では分かってるよね?とも聞こえる気がする。
4人でバッチテスト7級の受験日を確認をする。その傍らで舞莉子としては優愛さんの出場をする世界ジュニアオリンピックの日程も気になってタブレットで検索をする。
ホワイトデーの午前中にバッチテスト7級が行われて、午後から世界ジュニアオリンピックのフィギュアスケート競技が行われると書いてあった。時間が逆ならば優愛さんの演技も参考にしつつ、バッチテスト7級に活かせると勝手に考えていた。
舞莉子がコトリンと結華ちゃん、伊吹君を呼んで、ホワイトデーが終わった後に優愛さんの出場する世界ジュニアオリンピックフィギュアスケート競技を4人で観ようと声をかけた。
専用のアプリをインストールをして、当日にバタバタしない様にとその場で行った。




