ジュニアオリンピック
憧れ
テレビを見ていた舞莉子。そこで優愛さんが世界ジュニアオリンピックに出場する事を初めて知って素直におめでとうございますという気持ちと自分は何をしているのだろうかというネガティブな気持ちも出てきた。
いくらマンダラチャートにコトリンみたいにポジティブになろうと頭では考えていても自分は怪我をして病院にいる不甲斐なさにネガティブな気持ちが出るのはこれが今の本音だろうと感じる。
ポジティブモンスターでもあるコトリンでもきっとネガティブになる時はある。ただそれを表には出さずに明るく振舞っているだけだといつも共にいてる時の印象から考察をする。だから舞莉子もムリをして巻いて巻いて全日本ジュニア選手権の予選に合わせようとはしない。出られたらラッキーくらいの気持ちでいる。
世界ジュニアオリンピックの事を言葉自体を知っていたものの、過去にテレビ中継をした事があるのか調べてみるとケーブルテレビやCSでも放送された事がない。そうなると関連サイトで生中継や録画放送を見れれば御の字なのかなと考えていた。
フーッと深呼吸をして気持ちが焦る。その時は自分で作ったマンダラチャートを見て、将来的に思い描いている目標を見失わない様にしないと。そう自分に言い聞かせている。
しばらくマンダラチャートを眺めている舞莉子。中学1年生のシーズンは氷に戻って怪我をしない体力作りをしながらバッチテスト7級を取って全日本ジュニア選手権予選に合わせる様にという計画を立てた。
まだ中学生だが、自分の行っているフィギュアスケート以外にも別のスポーツ競技の選手が怪我をした時はどの様にしているのかもみたりする。例えば野球選手の投手が肘を痛めた場合には、トミージョン手術という手術を受けるケースが多いみたい。
そうなると1年間くらいはボールを投げる事は出来ず、もどかしい中ランニングや基礎トレーニングに注力するとネットニュースに書いてあった。
怪我とお友達なのかというくらい氷上内やそれ以外でも怪我の多い舞莉子。良かれ悪かれ時間があるからこそ他のスポーツ選手が怪我をしない様に。もし怪我をした場合はどうしているのかを調べる。
またまだアマチュアの舞莉子でもこれだけ怪我をしているのだからプロとして活躍しているスポーツ選手がいかにスゴいのか。尊敬に値する。
自分の生活のため、応援をしてくれるファンのためにという気持ちもあるが選手生命に関わる様な大怪我から復活した選手も多くいるとネットには書いてある。
コトリンが小学生時代にフェニクス舞莉子と揶揄していたが、そういった選手の記事を見るとこれから先に何度も怪我をしてもその度に不死鳥みたいに何度でも蘇ってみせる。そう自分に言い聞かせた舞莉子である。




