どうしような
重複
春休みになったが、未だに病院にいる舞莉子。リハビリも始まって徐々に前身しているものの退院とまでは行かない。ホントにいつになったら退院出来るのかなと思っていたら4月入るか入らないかくらいにコトリンは退院すると話してくれた。
自分もその時に退院出来ていたら新しいクラスメイトや担任の先生とスグに溶け込めるのになと嘆いていた。オンライン授業とリハビリの日々が続いて、隣にいるコトリンも隣のベットにいないと思うと寂しいと感じていた。
4月に入ってコトリンが退院して行った。また学校や病院、「氷上のマドンナ松阪支店」で会おうと病室を見送った舞莉子。
小学5年生になって始業式の日を迎えたが、まだベットでクラスメイトが誰なのか?担任の先生は知っている先生なのかそれすら知らない状況でいた。1人で病室にいると長く感じるなと思っていると誰かがやって来た。
マリリン聞いて、私たち同じクラスだよ。そう病室に入って来たのはコトリンでクラスメイトには伊吹君、結華ちゃんもいると聞いてホッとした。「氷上のマドンナ松阪支店カルテット」だねと話していた。
コトリンは相変わらずだなと安心していた。日替わりで舞莉子の見舞いに来てくれると話をしてくれたが、時間があればでいいよと伝えた。
そしてローテーションでコトリン、伊吹君、結華ちゃんが来てくれたお陰で大変なリハビリも頑張れた。功を奏したのか病院の先生からゴールデンウィーク明けには舞莉子も退院出来ると伝えられた。
退院出来たことは嬉しかったが、コトリンと共にまた病院でリハビリをする舞莉子。お互いに1人じゃないからと励ましながら行っていた。
体育の授業は抑えながら行い、リハビリがない日は「氷上のマドンナ松阪支店」にて他の子が滑っている様子を見学をするコトリンと舞莉子。気がついたら新シーズンが始まる。
1学期が終わり、2学期が始まっても運動会や学芸会もクラスメイトが怪我を配慮してくれて、まず今のコトリンと舞莉子なら負担なく出来るのかを考えてくれていた。そういう経緯もあって、万全ではないものの運動会も学芸会も涙が出るくらい嬉しくて楽しかった。
12月になろうかという頃、全日本ノービス選手権が間近に迫っていてエントリーするかどうするか悩んでいた。コトリンも舞莉子も出ようと思えば出られる状況にはあった。
何気なくタブレットで学校の年間行事予定を眺めていた舞莉子。すると全日本ノービス選手権が行われるその日は学校の行事と被っている。
他の子達はどうするのかなと「氷上のマドンナ松阪支店」で聞いてみた。するとコトリンは不参加を表明し、伊吹君と結華ちゃんは参加を表明した。
今の状況を客観的に見た舞莉子。万全な状態では結果も然る事乍ら見に来てくれた人や審査員の方々にも失礼だと考えて、コトリン同様に全日本ノービス選手権の不参加を表明した。




