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氷上のフェアリー  作者: 佐々蔵翔人


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切磋琢磨

ネクストオブジェクティブ

ひとまずバッチテスト初級を合格する事の出来た舞莉子まりこ。これで9歳の誕生日を迎えたら自動的にノービスBクラスになれるかと言われたらそうではない。ノービスBクラスになるにはまず、選手登録が必須で尚且つシングルで3級以上でなければならないとまだまだ遠い道のりとなる。


ちなみにノービスBクラスになる事が出来れば全日本ノービス選手権」予選に出場する事が出来ます。日本全国の各ブロック予選から始まり、予選通過者のみノービスの全国大会である「全日本ノービス選手権」出場となります。他にも様々な地方大会が開催されているとネットで確認をした舞莉子まりこであった。


これに関しては舞莉子まりこだけでなく、伊吹君いぶきくん結華ゆいかちゃんもまだまだなので今スグにでもという焦りは全くなければ、合格出来れば資格が得られると知ったからには後とか先とかそこで争うつもりはない。あくまでも争うのは競技で争えばいいと考えていた。


初級の次は1級のバッチテストに向けて選手登録をした舞莉子まりこ。後を追うように伊吹君いぶきくん結華ゆいかちゃんもそれぞれ選手登録を済ませた。初級の時のように1級ではどんな内容なのかを確認をする舞莉子まりこ


1級の内容としては、ジャンプ(ワルツ、1S、1T、1+1コンビネーション)、スピン(アップライトスピン)、そしてパターン・ステップ(ハーフサークル、クロス)の3つのセクションに分かれ、シングルジャンプ2種類とジャンプコンビネーション、アップライトスピンの回転数(5回転以上)、基本的なサークル・クロスカットの滑り(音楽あり)となっている。


バッチテストに向けて練習をする舞莉子まりこ伊吹君いぶきくん結華ゆいかちゃん。初級のバッチテストを合格するタイミングはバラバラだったが、ここからはフラットになる。もしかしたら舞莉子まりこが先に1級に上がる可能性もある。


そしてバッチテスト1級を受ける日を決めてコーチやインストラクターに伝えて練習をする。それに併せて怪我けがには細心の注意を払う。初級テストの前日、体育での出来事は忘れない。ハメを外しすぎないようにと自分に言い聞かす。


バッチテスト当日を迎えた舞莉子まりこ。練習すると結華ゆいかちゃんもいてきっと伊吹君いぶきくんも参加するだろうなと感じていた。直接声をかけて全員で合格しようねと心の中でそう呟いた。


他人の心配をしている余裕など舞莉子まりこにはない。全員でといいつつ自分だけ不合格になる可能性もあるから。競走ではないとはいえど、そう自分から声をかけておいてダメだった時恥ずかしくて目も当てられない。


そしてバッチテストを終えた舞莉子まりこ。息を飲んで合格発表を待っていた。合格と告げられて安心した。続いて伊吹君いぶきくん結華ゆいかちゃんともに合格をして家に帰る途中で喜びを分かちあっていた。

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