表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷上のフェアリー  作者: 佐々蔵翔人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
37/140

教えてあげる

やばいかも

舞莉子まりこは4月になって、小学校2年生なる。その最初の体育の授業は跳び箱にであった。フィギュアスケートを習っていることもあって運動能力は他の子に比べて高いと自負をしている。


クラスの中には体育の苦手な子も少なからずいる。跳び箱を飛べずに困っている子もいる姿を見て、ほとんど感覚で跳び箱を飛んでいた舞莉子まりことしては教えてあげたくても教えてあげられないことにもどかしさを感じていた。そこで、自分以外の跳び箱を跳べる子と跳べない子を比較してみる。すると、跳べない子にはある特徴があった。


それは跳べない子の多くは跳び箱の手が前にあって体を上手く持っていけていないのに対して、跳べる子は跳び箱の奥に手を置いて前傾姿勢のまま勢いで跳んでいると気づいた舞莉子まりこ


自分の番になって客観的にどうやって跳んでいるのか確認しようと見ると、やはり舞莉子まりこも跳び箱の奥に手を置いて強く弾くように体を前に持っていっている様な感じがしていた。


次の子が出来ずにいる。早速、舞莉子まりこは跳び箱の奥に手を置いてから強く送り出す様な感じで跳ぶ時に足を広げたら出来ると思うよとアドバイスをしてみた。


すると次に回って来た時には跳べていて、嬉しそうに舞莉子まりこの元にやって来て嬉しそうに話をしてくれていた。


担任の先生からの号令で、次がラストと体育館に響く。最後に締めるのは松阪舞莉子まつさかまりこだった。


助走を付けて、いつもみたいに跳び箱の奥に手を置くイメージで跳ぶ時に足を広げるイメージで行う。その時だった。


「グギッ」


勢いを付けすぎてしまったのか跳び箱の最先端に手を置いてしまったせいか跳んで着地をしようとした時にはマットを越えて着地をしてしまう。それも足からで変に着地をしてしまった。


その時にはフィギュアスケートではなくて、柔道を習っていたら受身を取れたのにと頭の中でぎったが時既に遅しであった。


2年生になって最初の体育、それもこの日の1時間目の体育で足を痛めて最悪な日になる。とりあえず保健室に行くことになった舞莉子まりこ。保健室の先生が足を触って足首をひねった時に激痛が走って湿布を貼って様子を見る事にした。


だが、数時間経っても良くなる傾向にはなく給食も教室ではなくて保健室のベットの上で食べる事になって食欲はあるものの足が動かすと痛い。


休み時間にクラスメイトが舞莉子まりこの元に訪れて心配して様子を見に来てくれた時には笑顔で大丈夫だよと声をかけたが、内心はめちゃくちゃ痛い。クラスメイトに帰った後に病院に行った方がいいかと尋ねた。


そうだね、ちゃんと検査をしてもらった方がいいかもと促されて給食を食べ終わってランドセルを先生に持ってきてもらって早退という形でママに迎えに来てもらってそのまま病院に行くことになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ