悩む
遊びのつもり
自分の部屋でズボンを履き替えた舞莉子がやって来ておじさん、舞莉子に話ってなぁに?そう話しかけた。
「舞莉子ちゃん、フィギュアスケートに興味あったりするかな?テレビで華麗な衣装を着て、滑ったり飛んだりするんだよ。おじさん、遠くから見ていて出来るような感じがして声をかけたの。どうかな?」
それを聞いて、フィギュア……スケート。華麗な衣装。何だか見覚えのあるようなないような気がすると煮え切らない感じで琢郎に答える。
するとタブレットを取り出す琢郎。前に行われたフィギュアスケートの映像を見せた。こういう感じで滑ったり、飛んだりする女の子を見た凍ない?
舞莉子、前にテレビで見た事ある。こんな風になれるの?やってみたいと興味津々でいた。
だが、そこに待ったをかけたのはパパだった。
「氷室……。さんでしたっけ?何を見て舞莉子がフィギュアスケートに向いていると思われたんですか?そもそもどこで練習をするんですか?その辺を明確にしてもらわないと……」
「フィギュアスケートを始める多くの子は5歳くらいから始める子が多いですが転んで泣いてしまう子も多くいる中、小さい川といえど転んでも泣かない舞莉子さんに感動しました。見よう見まねで飛んで転んでもスグにまた進もうとする姿はフィギュアスケーターに大切な事です。練習場所については私が提供いたします」
ひと通り話を聞いたパパは琢郎に今スグはい分かりましたとお返事が出来ない。色々と調べた上でまた連絡すると伝えた。
練習するスケート場の予約などもこちらで行おうと考えているのでフィギュアスケートを始めるにしてもやらないにしても連絡してもらえると助かりますと言い残して家を後にした。
琢郎が帰った後、習い事としてフィギュアスケートとして始めようとした時に初期費用はいくらかかるのか、年間でどれくらいかかるのかの見当がつかずネットで調べることにした。
初心者向けならば月に月数1000円~1.5万円程度(月4回程度、貸靴代込み)の教室も多く、驚くほど高額ではない場合もあります。だが、琢郎さんの話では練習場所というと初心者コースではなく、中級や上級者コースを指していると思われる。そうなるとリング代や個人レッスンをする為には月に数10万〜数100万円という文字を見て、身震いをしていた。
もし、本格的に行うと場合に車で行くのと電車で行くのとどれくらいかかるのか電卓で計算をしてみると移動費だけでこんなにするのかと目が点になる。
とりあえず翌週に名古屋で体験会に参加してみて後は舞莉子がどう思うかにしよう。やりたい事をやらせてあげようと考えた。最初は初心者コースから初めてそこから本格的にするならと腹を括った。




