↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷上のフェアリー  作者: 佐々蔵翔人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
22/140

技量と熱意

柔軟な対応する

ホテルに泊まってもらい、「氷上のマドンナ松阪まつさか支店」に集合してもらった。そこでは改めて華織かおりさんとカオリンのフィギュアスケートの考え方であったり基本的な指導法について教えている。


初日として、グループに分かれて見学会に来た人とコーチに分かれて互いに教えてよかった所とこうした方がいいと言い合うようにしている。その日の最後は華織かおりさんとカオリンが見学会に来た生徒役として行う。基本的に何も分からない事を想定してどうしてなのか、どうやったらいいのかと聞いていた。


初日を終えて華織かおりさんとカオリンはスマホを見て驚いた。グループLINEが届いていたから。


舞莉子まりこのパパとママからで、次の練習はいつになりますか?ご多忙だと思われますが、もう教えていただく事は難しいでしょうか?今の拠点は名古屋なごやで行っていますが、また松阪まつさかで教えてもらう事は出来ますか?」


このメッセージを見て、フィギュアスケートの販路拡大の事ばかりを考えていて私たちを慕って練習をしてくれている舞莉子まりこちゃんをなおざりになっていたと思われてもおかしくない。自分達は何をしているのだろうか?比重を変えようと思った。


いつもならお疲れ様と言って解散をする華織かおりさんとカオリン。この日は舞莉子まりこの家に行って今迄の経緯について説明しようという話になって、話があるから家に行きたいとLINEをする。ホントなら見捨てられてもおかしくないと思っていた華織かおりさんとカオリンを快く家に上げてくれて頭を下げた。


華織かおりさんが経緯を説明をした。

「フィギュアスケートの普及のために会社の設立やコーチやインストラクターの発掘していたが、それは旦那の琢郎たくろうに任せるのでまた舞莉子まりこちゃんに指導させて欲しい」


カオリンも併せて頭を下げると是非とも。舞莉子まりこ本人からも分かりやすいからまた教えて欲しいという流れになった。


翌日、舞莉子まりこが久しぶりに「氷上のマドンナ松阪まつさか支店」に行くとそこには華織かおりさんやカオリンだけでなくて多くの人がいて困惑していた。これはどういう事なのかと。


カオリンから説明があった。

「コーチやインストラクターとして教える人達を育ててるの。そこで舞莉子まりこちゃんにもそれぞれ教え方がどうだったとか教えて欲しいの。混乱させちゃうけどゴメンね」


それならあらかじめ伝えて欲しかったと思っていた舞莉子まりこだった。すると遅れる様にやって来たのはカオリンの子供でもある伊吹君きぶきくん結華ゆいかちゃんがやって来た。


3人で色々な人に指導で困惑するだろうなと思っていた華織かおりさんとカオリン。だがそんな様子は微塵みじんもない。


いい意味で素直というか小学生に忖度そんたくをいう言葉を知らないのかここは分かりやすくて、ここは分かりにくいと初対面の人に対しても物怖じせずに言えるのはスゴい。


この時、カオリンとしては自分達が生徒役をせずに舞莉子まりこちゃんと伊吹いぶき結華ゆいかを最初から呼んでやればよかったと今更になって後悔していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。