↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷上のフェアリー  作者: 佐々蔵翔人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
17/140

想像する以上に

ありがたいが

舞莉子まりこの練習する前にひと通りのジャンプを披露してくれたカオリン。説明を聞いて見ても全くと言っていいくらい分からない。改めてフィギュアスケートの難しさと奥深さを知ったパパとママだった。


スケートリンク場のある「氷上のマドンナ松阪まつさか支店」に出来たての時と、今では少し様子が違う。それは中の施設だ。


最初はスケートリンク場とドーナツ屋しかなかったものの、日を追う事に帽子専門店や男の子が喜びそうなカッコイイフィギュアやおもちゃ等のテナントコンビニといったテナントが入って、ちょっとした商業施設みたいになりつつある。


これには華織かおりさんやカオリンも両手で

バンザイして喜べずにいる。それは当初と比べればフィギュアスケートの体験をして、習いたいという子が増えている。門戸を広げるという意味では効果覿面てきめんだったがやりすぎた感があった。


舞莉子まりこの練習には基本的にはカオリンが行っていて、華織かおりさんが来て練習を見るという形で行っていた。しかし、カオリンだけではとてもじゃないがもうキャパオーバーになりそうな所まで来ている。


パパとママとしては、華織かおりさんが1人では大変だろうからとカオリンを紹介してもらったのにこれでは本末転倒だからと新たな対策を考えた方がいいとグループLINEで改めて尋ねた。


カオリンと華織かおりさんは頭を悩ませていた。まさかの事態に困惑を隠せない。

舞莉子まりこちゃんを含めて数人くらいならカオリンと私で教え合えばいいかも知れないけど、有難いことに今でもメディア対応や取材もあるから急遽練習日を替えるとなるのも目に見えてる。ここだけでなくて、全国に普及させるにはもっと声をかけないと現実的じゃないよね」


そう華織かおりさんは嘆いていた。

当時、共に戦ったライバル達に声を掛けると言っても中には家庭を持っている人もいてお願いしますと言ってもそう容易い問題ではない。


華織かおりさん、カオリン共に連絡の知っている元フィギュアスケーターだけでなくて小さい頃に通っていた時の子達にも連絡してみようとなった。今出来る最善を尽くそうと考えた。


やはり連絡しても、子供が小さくて難しい。中には結婚して海外で暮らしているから声をかけてくれたのは嬉しいけど物理的に難しいという声が多い。


こうしている間にも時間が過ぎていくが、未だに答えが出なくて困りつつも1つの答えに導いた。


舞莉子まりこちゃんを含めてノービスまでの年齢未満の子は午前と午後に分けて練習する。そして、ジュニアクラスの子やシニアクラスの子は私たちも教えてくれたコーチとかにも相談してみるのはどう?」


またしても横文字、ノービスクラス?ジュニアクラス?そしてシニアクラスとそれが何歳を差しているのかを教えてくれないと分からないと思っていたパパとママだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。