表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷上のフェアリー  作者: 佐々蔵翔人


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
105/140

襲来

泣きたくなる

いつものように早めに家を出て学校でアルミ缶と緩衝材を持ってジャンプの練習をして学校が終われば自転車で「氷上のマドンナ松阪まつさか支店」に向かって練習をして、終わったら家に帰るという忙しい日々を過ごしていた。


テレビを付ければある感染症の話題で持ち切りである。それは新型コロナ感染症(別名COVID19)と呼ばれるものが海外で流行り、日本でも少しずつ広がりつつあると連日報道されている。


主な症状としては咳や発熱等の風邪や肺炎と同等の症状が出るらしい。そういうのが流行っているんだ怪我けかではないがこれに罹患りかんしたらフィギュアスケートが出来なくなると注意しなくてはならないといけないと感じた舞莉子まりこであった。


終業式が終わり、いつもの様に「氷上のマドンナ松阪まつさか支店」に向かう。すると昨日までは入れたのにこの日は入れずにどうしたらいいか分からずにいた舞莉子まりこ。そこに続々とやって来てコトリンや結華ゆいかちゃん、伊吹君いぶきくんとやって来た。


入口には1枚の張り紙が貼ってあった。

「私事ですが、現在流行している新型コロナ感染症に罹患りかんしてしまいそれぞれの支店にいるコーチやインストラクター、そしてスタッフに生徒に感染を広げてはならないため、急ではありますが生徒におきましては各自で練習してください。再開につきましてはそれぞれのコーチならびにインストラクターから通知致します。

代表取締役社長、氷室ひむろ華織かおり

代表取締役副社長、小山内おさない香凛かおり


文脈を読み解くと華織かおりさんとカオリンの2人がコロナになったのかなと思う舞莉子まりこ。老若男女関係なくこのコロナという感染症に罹患りかんしてしまうのかと考えていた。


だが、それどころではないのはコトリンを含めた他の子達で基本的にコーチやインストラクターさんから言われて練習を行っていた。どうするこうすると全員が考えをあぐねている。


それは普段は仲良しでライバルでもあるコトリンや結華ゆいかちゃんも例外ではない。私たちこれからどうしたらいいのかと今にも泣き出しそうな目で訴えてくる。


普段から学校の授業前にアルミ缶と緩衝材を持って練習をしている舞莉子まりこにとってそうならばそれで練習すればいいと気持ちを切り替えればいいが、周りの子はそうではない。


敵に塩を送るではないが、困っている子達に公園かどこかでこういう練習しているよっていってみんなでやるべきか?それともそこは自分達で考えて突き放すべきなのかと考えていた。


この子達を見捨てて自分だけ。その気持ちも芽生えるとどうも突き放す事が出来ずにいた。


泣いている子もいる中で声を上げた。

「しばらくの間フィギュアスケートが出来なくなって休むのもよし、何かしらフィギュアスケートに活かしたいと思う人がいたら1時間後にまたここに来てください。参考になるか分からないけどそれでもよければ来てください」


何人集まるか分からないものの、全員でレベルアップして底上げしても自分がそれを上回れればいいと考えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ