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たとえ君がAndroidでも  作者: せいご
第一章 退屈な日々との別れ
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12/26

第12話 はじめてのちょうせん

早速、応募した。そして、数時間後。電話がかかる。

「あ、あのバイト先からかな!?」

私は受話器を取る。

「もしもし、応募させていただきました、サナと申します。...はい...はい...はい!...はい...はい...!ありがとうございます...!では明日、よろしくお願いします...!

...はい!失礼します!」

「どうだった?」

ミナが聞く。

「採用された〜。」

私は笑顔で言う。

「え、もう!?こういうのって普通、事前に面接とかして採用になるもんじゃないの!?」

ミナは驚いていた。

「さっき応募する時に、入れるシフトとかも入力したからね〜。週7日で入れるってだけで即採用だったよ!人手不足なのかなぁ?」

私はドヤ顔をする。だが、そんな私は見てミナは少し不安そうな顔を浮かべた。


ー次の日。

「行ってきます!!」

玄関で、見送ってくれるミナとナナを見て、言った。

「初バイト、頑張ってね!」

「いってらっしゃい...。がんばってね。」

私はナナの頭を撫でて、家を出た。


「...ここ...か...。」

今の時代には似合わない、古くて、でもどこか懐かし気のある、建物。中に入る。

「いらっしゃい!ゆっくり見ていってね〜。」

唐揚げ弁当、海苔弁...。全部手作りなのだろうか。すごく愛情が籠ってそうで、美味しそうな...。そして、カウンターの向こうで優しく微笑むおじいさん。

いやいやそれよりも。

「あの...今日から働かせていただくサナと申します!よろしくお願いします!」

「あー君がサナちゃんね!こっちおいで。」

おじいさんに休憩室に案内される。

「店長の岡田と申します。よろしくね。」

「よろしくお願いします!」

「元気がいいねぇ〜。じゃあまず、これに着替えてくれるかい?」

制服を渡された。

...それで...?あれ?

「あの...更衣室は...」

「あぁごめんね、ここはないんだ。」

...え...?じゃあどこで着替えれば...。

「じゃあ私はさっきのカウンターの所に居るから、着替えたら来てくれるかい?」

「...はい...!」

流石にか。びっくりしたー...。

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