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神客万来!~月夜のデートは異世界で~  作者: うらひと
2章

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6話『子供の駆け回る音』

禁 複製転載・AI学習

「――相変わらず、クッソ(ひま)だな」

 電話番もして1件受けたけれど、それは(たい)(てい)(おや)()が受け持つから本当にやることがない。仕方がないので、『(ひま)なときはゲームでもしてていいぞ』とは言われているので、手元の(けい)(たい)ゲーム機に目をやる。


「『ラグナロクディーヴァ』……」


 昨日は、その夢を見た。二次創作だったら『原作()(かい)』と言う(やつ)らが出そうな展開で、正直意味が分かっていなかった。でも、夢でセレナが言っていたとおり、神様が来た。

 そして思ったより、人間に近い(なや)みを持っていたのは、本当にやりやすかった。初孫のような人間を(むか)えた(りゅう)(じん)のおじいさん、良い人だったな。……人じゃないけども。


 すると、――バタン、と物が落ちる音がした。


「……?」


 ――どたどたどたっ


 子供が()(まわ)る音。店の中を()(わた)せるレジカウンターから、そんな(ひと)(かげ)は見えない。えっ、気持ち悪っ。と、様子をうかがうも、訳が分からないうちになぜか(ねむ)()がやってきた。


 ――おねんね!

 ――おねーさんのお話聞いて!


「何なん、だよ……」


 閉じていくまぶたの向こうで、2人の子供がカウンターによじ登って(のぞ)()んでいた。

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