表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カウンセリンぐっ!  作者: 鈴木マル
2/7

序章「その二」

2.


少し経ち、美稲さんがコーヒーカップを両手に持ってこちらへ向かってきた。

美稲さんはそれを俺の前にそっと置き、俺の正面に座った。

「それじゃあ、色々説明といこっか」

コーヒーを飲みながら俺に語りかける。

疲弊しきった俺には、コーヒーは美味しいものだった。普段は苦いだの何だの言うんだけどね。

「説明って、何を?」

純粋な質問を美稲さんにぶつける。

子供かよ……と、呆れられそうだが、そんな事考える余裕ないんですよって、感じる。

「じゃあ、順を追って説明するけど、まず此処。

美稲相談会社についてだね」

一応きちんと聞こうと思い、コーヒーカップを置いた。

それと同じくして、美稲さんの説明が始まった。

「ここは、君のような多少問題のある子たちを救済する所なの、主に……だけど。あとは、カウンセリングなんかもやるの、学校のスクールカウンセラーなんかの臨時依頼もくる、色々やってるから、私が教えるね。実践で」

優しい笑顔を向ける美稲さん。オレは構わず疑問を問う。

「実践……と言いますと?」

美稲さんはコーヒーカップを口元に運び、一口飲んだ後答えた。

「明日、ちょっと仕事についてきてもらいます」

「…………」

言葉も出ない。

言葉を一切発さない俺に、美稲さんは続けた。

「その場で教えてくから、大丈夫。一応マニュアルは渡すから。ミスしたら五百万の請求が両親のもとに行く事も忘れないでね?」

半ば脅しのような言葉で、説明を受けたが、ようやく理解が追いついた。

やらざるを得ない。それに尽きる。

「というか何するんですか?」

取り敢えず実践的な質問に移る。何をするか分からないんじゃ話にならない。

「ん〜? 以前私が相談の末、更生させた子の定期相談。結構仲良くなってるから、多分大丈夫。

優しいからね。あの子」

何だか1人の世界で語ってませんでしたか、最後の方。

「ま、今日からそこの部屋で寝て、朝起きて、仕事して、私の助けになって下さい」

そう言うと、俺に深々と頭を下げた。

少し照れながら、俺は了承した。


俺の部屋とされる場所は、全体的に白い印象を受けた。

入って左手にキッチン台が、右奥にクイーンサイズのベッド。キッチンとベッドの丁度真ん中あたりにカーペットと木製テーブルが、キッチンから少し離れたところにテレビ台とテレビ。ベッドのさらに奥には観葉植物があった。

取り敢えず荷物をベッドにばらまき、手際よくしまっていく。

クローゼットは部屋に入って正面にあった。

クローゼットに手をかけ開くと……。

女物の服や、下着が、整理整頓されていた。

「え? え?」

突然の出来事に、俺の突発的処理能力の低さを感じざるを得ない状況に。

ーーーパタン。

一旦閉じて、状況整理を………。

「行うまでもなく状況はわかってんだよ。

要は、これ全部美稲さんのなんだろ?」

自分に問いかける。わざと聞こえる様に。

「……私の部屋で何やってるの………?」

声のした方向へすかさず目線を向ける、そこには、美稲さんに良く似た、高校生らしき女の子が立ち尽くしていた。

またまたこんにちは。

面倒な事はこの世で三百番目ぐらいに嫌いな、

鈴木マルです。

突然思いついた事を只々書いているだけのこの物語。

いずれプロから声でも掛かんないかなぁ〜と。

思いながら頑張ってます。

参考にしたいので、ご意見等お待ちしております。

ではまた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ