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癒す
「あの、恩返しって具体的に?」
「癒して差し上げましょう」
「癒すって」
言い終わらない内に黒一は立ち上がり横に座り直し人差し指を唇に当ててきた
「命削り日々を忙しく過ごし過ぎ去っていく宗馬様を癒して差し上げます」
(ち、、近い、香る、、指柔らかい、、、あれ?名前教えたっけ)
確かに宗馬様と呼んだ事にハッとするがそれ以上の甘い香りに意識が遠のいていく
(また来月に訪れます)
薄れた意識の中でそう聞こえてきた
意識が覚醒した時には朝だった
心地よい夢を見てたのか頭がスッキリしている
昨夜の出来事が夢の中だったのか見回してもいつもの部屋と変わりない
「疲れ過ぎてたのかな」
不思議な夢を見たのだと一人で納得させて朝の身支度を始めた
とても軽くなった身体とスッキリしてる頭の中に違和感を感じる事は無かった




