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0751・高速レベル上げ?




 妾はソファーの部屋へと戻り、再びマイルームへと戻る。

 そしてボードの前に行ったが○のままであった。

 再びノックをするも返事が無いので寝ているようじゃ。

 遅くまで起きて色々しておったのかの?


 流石にレベルが上がっておった以上は練習などをしておったのであろうが、それで遅くまで起きておったというところか。

 ま、起きて来ぬならば仕方あるまい。

 今度はファルが呼びに来たらじゃな。

 それを最後にするか。


 妾が再びソファーの部屋に移動すると、全員がこちらを見てきた。

 妾が何度もウロウロしとるからじゃろう。

 ソファーに腰掛けると、現代の巫女が腕を絡めてきた。



 「さっきから何度も移動をしているけど、何かあった?」


 「あの二人は未だ部屋で寝ておるようでのう。困った事にノックをしても起きて来ぬのだ。サブ職業のレベルが二つ上がっておったので、結構な努力をしておったのだとは思うのだがの」


 「そういえば昨日頑張ってたねー、二人とも。何か畑にいる【純潔】を踊りで挑発してた感じだったー」


 「ああ、それは私も見たよ。結構なというか、暴走するように全力で【豊饒】や【繁栄】を使っていたからね、あそこまですればサブ職業の一つや二つぐらい上がるだろうさ。踊りで操られているといえば分かりやすいと思う」


 「うん、そんな感じだったねー。でもあれ【純潔】としてはいいのー? 随分と邪な気がするけどー?」


 「そもそも【純潔】とは、浮気をしないとか不倫をしないって意味しかないからね。恋人相手に娼婦のように挑発しても【純潔】からは外れないよ。まあ、挑発しているのは【色欲】の方なんだけどね」


 「キャスティは挑発される側じゃから、もっと関係ないという事か。っと、ここでその話をするのはあまりいい事ではないの。誰が聞いとるか分からんし」


 「大悪魔の事なら大丈夫だと思うよ? そもそもここは<破滅>殿の家の中だしね。外ならまだしも中でされている話までは聞いていないさ。聞く事が出来ないかもしれないぐらいだし」


 「確かに訳の分からない力とか持ってそうー。それも一つや二つじゃないくらい」


 「カンカン」



 おっと、ファルが来たので二人を起こしに行くか。

 妾はすぐにマイルームへと移動し、二人が寝ておる部屋へと向かう。

 相変わらず○の札が出ておるが、起きぬのであれば不在と変わるまい。


 ドンドン!


 「これ! もう朝食の時間じゃぞ! 早く起きぬか!!」



 ………駄目じゃな、これは。

 起きて来ぬのであれば寝かせておくか。

 そう思い、妾は放っておく事にする。


 ソファーの部屋へと戻って食堂に移動し、今日の朝食をいただくとするかな。

 しかし今日に限って、何だか珍しい朝食じゃの?

 昨日は雑炊が好評だったからか、今日の朝は粥になっておる。

 これもまたよき。



 「うん? ラスティアとキャスティはどうしたのだ?」


 「ノックをしたのだが返事が無くてのう。どうやらまだ眠っておるらしいわ。二人の分の粥は妾が食す故に気にせずともよいぞ?」


 「いや、普通に妾も食べるから一つ置いておいてくれ」


 「左様か、ならば妾は一つだけにするかな。朝から粥なのは構わぬが、今日は何かあったのかえ?」


 「カタ?」



 どうやら見た感じ、特に気にせずに粥にしたらしいの。

 パンよりはするりと入るので、朝から食べる分にはちょうど良い塩梅じゃな。

 肉が入っておるので日の本の粥とは言い難いが、美味しければ何でも良い。


 豚肉の入った粥というのも、これはこれで有りじゃな。

 唯の豚肉ではなく、一度茹でてから入れてあるのじゃろう。

 臭味も無いし合っておる。

 小さく切られておるから食べやすく、優しい味でも肉の旨味を感じるわ。


 朝から二杯はどうかと思うが、朝から二合の玄米を食べていた時代もあるのじゃ。

 大した量ではないの。

 さっさと二杯目を食べてしまうか。


 朝食後はファルをマイルームに戻し、ソファーの部屋に戻ったら仲間達を召喚。

 もちろんラスティアとキャスティは召喚しておらん。

 その後はいつもの通りに魔隠穴じゃが、やはり疑問を持たれたようじゃの。



 「あら? いつものお二人はどうなされたんですか?」


 「あの二人は朝から何度も部屋のドアをノックしたんじゃが起きてこんのでな。今も寝かせてある。起きぬ以上は仕方ない」


 「サブ職業のレベルが二つ上がってたらしいし、そこまで頑張ってたなら眠るのも仕方ないんじゃないって思うけどね。お昼ぐらいまでは寝てるんじゃないかな?」


 「サブ職業のレベルが二つ上がるって凄いな。何をしたらそうなるのか知らないけど、一気に上げる方法があるのか?」


 「二人の場合は失ったのと封印されておるだけじゃからして、稀人とは異なる理屈であろうの。こちらのレベルと同じように上がるというものでもあるまい。元あったものを取り戻しておるという方が正しかろう」


 「成る程、そりゃ違うわ。元々あったものなら早いのも納得だ」


 「ただラスティアに関しては新たに【長柄術】などの、前は持っていなかったスキルまで持っておるからのう。そういう違いはある。とはいえ大きく変わってはおらぬみたいであるが……」



 素材集めなので雑談で暇を潰しつつ、妾達は回収していく。

 それが終わったらバイゼル山へ行き、更にウェズベア森へ。

 そこで戦闘しつつ素材を集めたら、家に戻ってソファーの部屋へ。


 マイルームに行って皆を召喚したら、品質10++の木材を作って売り出す。

 ついでに言われておった武具も作っておくかな。



 ―――――――――――――――


 <棒> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の棍棒 品質:10 レア度:8 耐久1810


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した棍棒。極めて原始的な武器ながらも威力は高く、そのシンプルさ故に耐久力は非常に高い。また扱いも簡単で使いやすい事から、万人向けの武器である。が、その重量は重く、それを扱うだけの体力が求められる

 攻撃力43 破壊力7


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <鞭> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の鎖鞭 品質:10 レア度:8 耐久1500


 火炎龍樹と深紅亀の甲羅を用いて鎖状に作られた鞭。強力な攻撃力と高い耐久力を有しているが、その反面、重い為に打撃武器に近い物になってしまっている。しかし鞭としては十分に使える品物ではあるので、上手く扱おう

 攻撃力45 破壊力3


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <長柄> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅のグレートソード 品質:10 レア度:8 耐久1550


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆したグレートソード。甲羅は薄く被覆してあり、火炎龍樹がメインとなっている。しかしながら甲羅が堅牢である為、壊れやすいという事は無い。甲羅の量を減らしてあるのは重量バランスと負担軽減を狙ってのものだが、耐久力はそれだけ低下している

 攻撃力49 破壊力1


 ―――――――――――――――



 カイトシールドは前に作っておるのでパパッと作れば終わる。

 棍棒はシンプルなので簡単じゃったが、グレートソードに少々悩んだわ。

 普通に作ると剣身が重過ぎるんじゃ。

 流石に使い勝手が悪いので、申し訳ないが甲羅を減らさせてもらった。


 流石に物事には限度があるというものじゃ。

 妾が使う長巻のように柄が長いなら別なのじゃが、グレートソードの持ち手はそこまで長くはない。

 あれでは振り回すのに難がありすぎる。

 流石に西洋剣にあまり詳しくない妾でも失敗作だと分かる程じゃ。

 なので減らさざるを得んかった。


 ま、とりあえず終わったのだからして、そろそろソファーの部屋に戻るかな。

 おっと、その前にそろそろ二人を起こすかの。

 流石にこの時間ならば起きておろう。


 二人の部屋の前に来たら×の札が出ておった。

 どうやら起きてはおるようだが、部屋には居らぬらしい。

 また畑かの?


 そう思って移動すると、そこに二人ともおった。

 どうやらラスティアが踊っており、その向こうで必死にキャスティが畑作業をしておるようじゃ。

 いったい何があったのか知らぬが、訳の分からん事をしておるな。


 それが効率が良いならばいいが、負担が大きいなら止めさせるべきじゃな。


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