0743・武器と盾作りの終わりと朝食
朝食の後は雑事や洗濯をし、その後にゲームへとログインする。
どういう風の吹き回しかは知らぬが、何故か童女が手伝ったの。
ただし何も知らぬ故に教えるのが先で苦労したが。
しかし何ゆえ妾が下着を干すのに抵抗するのであろうな?
同じ女であるうえに、珠ならば何の抵抗も無かったのにおかしなヤツよ。
普通は男である珠が下着を干す際に抵抗すると思うのじゃがな?
まあ、いちいち気にしても仕方ないので気付かぬフリをしたが、昨日の夜の所為で妾を意識しておるのは明白じゃ。
わざわざ心を読まんでも分かるわ。
ほんに未通女の態度そのものよ。
分かりやす過ぎて笑いそうになったぐらいじゃ。
おっと、あの童女の事はどうでもよい。
ログインしてやらねばならぬ事があるでな、すぐに始めねば。
ログインした妾はファルに話して呼ぶ事を伝え、その後にラスティアとキャスティにも伝えてから移動。
ソファーの部屋で三人を呼んだら、すぐにマイルームへ戻り錬金部屋へ。
さぁて、早速武具作りを始めるかの。
―――――――――――――――
<剣> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅のグラディウス 品質:10 レア度:8 耐久1370
火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆したグラディウス。火炎龍樹で作られており、刃の部分を深紅亀の甲羅で被覆してある。威力は高いが重いので、体力に注意して扱おう
攻撃力43 破壊力2
―――――――――――――――
―――――――――――――――
サブ職業:錬金術師・中級のレベルが上がりました
―――――――――――――――
―――――――――――――――
<斧> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の片手斧 品質:10 レア度:8 耐久1420
火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した片手斧。火炎龍樹で作られており、斧刃部分を深紅亀の甲羅で被覆してある。その部分が錘となり、高い威力を実現している
攻撃力42 破壊力5
―――――――――――――――
―――――――――――――――
<剣・片手斧> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の鉈 品質:10 レア度:8 耐久1380
火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した鉈。火炎龍樹で作られており、刃の部分を深紅亀の甲羅で被覆してある。鞘も火炎龍樹で作られており、贅沢な一品に仕上がっている
攻撃力42 破壊力4
―――――――――――――――
―――――――――――――――
<剣> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅のエストック 品質:10 レア度:8 耐久1330
火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆したエストック。火炎龍樹で作られており、刃の部分を深紅亀の甲羅で被覆してある。エストックとしては重い部類に入るので疲れやすい。そこに気をつけて扱おう
攻撃力44 破壊力2
―――――――――――――――
―――――――――――――――
<盾> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅のカイトシールド 品質:10 レア度:8 耐久1770
火炎龍樹の幹を素材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を前面に被覆したカイトシールド。癖が無い一品であり、高い耐久力と防御力を実現した逸品。十分以上に強敵との実戦に耐えうる物だが、それ故に体力と技量が問われる。
破壊力減少12(闘気強化時17) 魔法攻撃減少13(闘気強化時18) 火属性耐性(大) ブレス耐性(中)
―――――――――――――――
―――――――――――――――
<盾> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅のラウンドシールド 品質:10 レア度:8 耐久1740
火炎龍樹の幹を素材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を前面に被覆したラウンドシールド。癖が無い一品であり、高い耐久力と防御力を実現した逸品。十分以上に強敵との実戦に耐えうる物だが、それ故に体力と技量が問われる。
破壊力減少11(闘気強化時16) 魔法攻撃減少12(闘気強化時17) 火属性耐性(大) ブレス耐性(中)
―――――――――――――――
―――――――――――――――
<盾> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅のタワーシールド 品質:10 レア度:8 耐久1820
火炎龍樹の幹を素材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を前面に被覆したタワーシールド。癖が無い一品であり、高い耐久力と防御力を実現した逸品。十分以上に強敵との実戦に耐えうる物だが、重さで体力が奪われ疲弊しやすい。高い防御に惑わされず、堅実に使い熟そう
破壊力減少13(闘気強化時18) 魔法攻撃減少15(闘気強化時20) 火属性耐性(大) ブレス耐性(中)
―――――――――――――――
「何とか間に合ったか。早くせねばならんので、ついつい神の本気を出してしもうたわ。そろそろ食事であろうから、さっさとソファーの部屋に行かねばな」
妾は物作りを終わらせた後、すぐにソファーの部屋へと移動した。
すると、ちょうどファルが呼びに来たところであり、本当にギリギリであった。
食事に遅れたくなかったので本気を出した甲斐があったというものよ。
食堂に移動して早速食べていると、現代の巫女が何ぞ聞いてきおった。
「ギリギリまで来なかったけど、何をしていたの?」
「それぞれの装備を作っておっただけじゃ。ギリギリでシグマの使うタワーシールドが完成したわ。火炎龍樹とクリムゾントータスを使ったからか、【ブレス耐性(中)】が付いたぞ」
「「「ブレス耐性!?」」」
「うむ。後は重いという説明もあったの。盾はなかなかに優秀じゃが、重いし疲れやすいうえ技量が問われる。難しい物でもあるから大変じゃ」
「まあ、そうですね。とはいえ今までは素材の所為でシグマだけが良い盾でしたが、ようやく私達も盾をアップグレードですか。これで今まで以上に楽になります」
「既にそなたらの武器も作っておいたから、後で変えておくようにな。光属性のヤツは効きづらい相手がおる故に使い勝手が悪い。アレは使うなら暗闇ダンジョンという所の為の武器か、盾に使うぐらいじゃ」
「そうですね。しかし暗闇ダンジョンでも、火炎龍樹とクリムゾントータスの素材なら十二分に戦えますよ。60階の突破も難しくないでしょう」
「これから作るのは防具じゃな。特に鎧やブーツなどの小物を作る事になろうが、今日も火炎龍樹とクリムゾントータスをブチ殺しに行かねばならん。防具も一新するには素材が足りぬ可能性がある」
「まあ、昨日あれだけ倒せたから、武器の変わった今日はもっと楽でしょうし、だから問題ないわね。昨日はブレスを何度か受けそうになったし、キャスティの盾でも大変そうだったもの」
「仕方ありません。私が使っていたのはアイストレウッドと魔鉄の盾ですよ? せめて魔鋼ならもう少しマシだったでしょうが、魔鉄ではそろそろ限界でした。今回の交換はちょうど良かったですね」
「殆ど全ての装備が一新だし、これからも変わるから期待していいわね。上手い具合に神が火炎龍樹を出してくれたから良かったわ。クリムゾントータスの皮で防具も良くなるし、これで相当に楽になるでしょう」
「特にブーツが変わるのは良いですね。随分前に作ってもらったブーツのままでしたから。悪い訳ではないのですが、モンスターも強くなってきていますし、足下も良くしておかないと危険です」
「私達も新しい防具が必要なのかなー? とはいえ買うとしたら高そう」
「いや、絶対に高いでしょ。ネックレスだけで10万よ? 武具ならどれぐらいになるのか恐いわね。それでも、お金を貯めて買わなきゃいけないんだけど……」
「仕方ない。今現在だと最高の武具になる。ランキングに乗ってるから掲示板でも大騒ぎ。それに作製者がコトブキというか、ナミなのはバレてる」
「それは仕方あるまいな。クリムゾントータスと火炎龍樹の素材を使っている時点で、妾の他に誰も居るまい。他の者は倒す事もできんらしいからの」
あそこは運営ダンジョンとやら。
つまり己一人で行かねばならんところよ。
だからこそ多くの者と行ける者は有利なのだが、それだけに敵を強くしてある。
らしいのじゃが……。
妾は普通に己だけで倒せるぞ?
あれは本当に強くなっておるのであろうか?




