表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
741/753

0741・甲羅と木材で物作り




 体を妾の見た目に戻した後、話も終わったので料理を始める。

 流石に神たる妾に料理をさせるのは如何いかがかと言い出したが、別に気にもせんし着替えるのが先じゃろうと言って部屋に行かせた。

 料理の邪魔をされても困るしの。


 椅子に座っておる童女は手伝う気も無く座っておるが、アレが手伝ったとて邪魔にしかならぬから手伝われても困る。

 どのみち今日はマーボーとエビチリじゃし、素を使って作るだけなので難しい事も無い。


 簡単にパパッと作れて十分な味なのだから、これで良いし無理に本格的な物なぞ面倒なだけじゃ。

 ついでに妾は予定通りの物を作っておるだけじゃしの。

 パパッと作って盛れば完成よ。



 「さて、とりあえず出来たし食べようかの。それにしても料理が簡単になるとは良い時代じゃ。いただきます」


 「「「いただきます」」」



 ま、誰が作っても変わらん味になるのはありがたいわ。

 この時代の味付けなぞ知らぬからな。

 スマコンを使えば作り方も分かるが、楽ができるなら楽がしたいのが作る側というものよ。


 素を使って作るのが気に入らんヤツは、全て一から己の手で作ればよい。

 他人に言うな、と妾が言うてやるわ。



 「そういえば、元々数年後にはタマに降りるつもりだったって言ってたけど、何かするつもりなの?」


 「何かも何も、妾は日の本を危ぶめるような者を、その時代その時代において殺してきておる。日の本を良くする為に足掻くならよい、それは素晴らしき事ぞ。さりとて己の欲で日の本を売り渡そうとする愚か者がおる。妾はそういう者を処分してきておるのだ。そのついでに美味なる物を食したりもしておるの」


 「どっちかっていうと、そっちの方がメインじゃないの?」


 「仮にそうであっても、日の本からゴミを取り除いておるのだ。文句を言われる筋合いは無いのう」


 「珠の体で殺人というのは困るのですが……」


 「安心せい。妾がわざわざ己の手で殺すと思うておるのか? 妾は<黄泉津大神よもつおおかみ>ぞ。寄生虫だろうがウイルスだろうが何でも使えるわ。証拠など残る筈がなかろうが」


 「「「………」」」


 「風邪やインフルエンザから肺炎に移行させる事も出来るし、麻疹や風疹に腸チフス。更には疱瘡、つまり天然痘を復活させる事も可能じゃ。他には狂犬病、癌、虎列剌コレラ、ペスト、破傷風、野兎病などなど。日の本の大地の上で在った病気なら、幾らでも作り出せるわ」


 「あの、本当に勘弁して。最強じゃなくて最凶だから、それ」


 「ほほほほほほ、伊達に<黄泉津大神よもつおおかみ>なぞやっておらぬわ。黄泉を差配するとは左様な事ぞ、舐めてもらっては困る」


 「というか、狂犬病って罹患した段階で致死率が100パーセントなんだけどね。神様は容赦無いなと思うよ」


 「当たり前であろう。日の本を売り渡そうとする者など、死あるのみじゃ。誰が作りたと思うておるのだ? 人間どもが住む事は許したが、売り渡すような事を許した覚えはないぞ」


 「神様からすればそうよねえ。勝手に住み着いた奴らが勝手に売ろうとしてるんだもの、ブチ殺されても文句は言えないでしょ」


 「それに妾の行動を他の神は全く問題視しておらぬ。つまりはそういう事よ」


 「他の神様方も公認というか、腹を立てるのは当然かぁ。とはいえ考えてみたら当たり前の事だ。国を売り渡すような連中を神様が許す筈がない」


 「そうね。ちょっとこの人達どうなの? っていう政治家が居るし、ああいう人が亡くなるのもねえ……仕方ないと思うわ。珠の体でもやったのは神様だし……」


 「本当にバレないのよね?」


 「そもそも動く必要も無いのだからバレる訳がなかろう。日の本の土地に居る限り、妾の認識の範囲内じゃ。どういうヤツか分かれば菌だろうがウイルスだろうが生じさせてやるわ」


 「それなら安心ね。そもそもウチから出ないなら絶対に証拠なんて無いんだし、頭のおかしい政治家が居なくなるなら日本にとって良い事だもんね」



 本当ならば日の本の者が何とかすべきなのじゃが、戦争に負けた後で力を行使しなさ過ぎておる。臆病なほどにな。

 だからこそ愚か者どもが調子に乗るのだと、何故なにゆえ分からんのであろうか。

 本来は国を傾けかねん者など、さっさと始末すべき者どもぞ。

 それも出来ずに苦しむなど阿呆の極みではないか。

 何の為の力じゃ、バカバカしい。


 夕食が終わった後は珠の部屋に行き、妾はゲームにログインする。

 此度は武具を作らねばならんからの。

 甲羅と皮と木材じゃが、それらを使って作るのは、やはり長巻からにするか。

 何といっても、これから妾が使うものであるからな。

 しっかりと仕上げねば。



 ―――――――――――――――


 <長柄・刀> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の長巻 品質:10 レア度:10 耐久1640


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した長巻。柄が1メートル20センチに刀身が1メートルもある大きな物であるが、扱えれば凄まじい切れ味と威力を発揮する。上手く扱えるかは、これを振るう君次第だ

 攻撃力48 破壊力2


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <刀> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の太刀 品質:10 レア度:8 耐久1410


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した太刀。ちょうど良い長さで扱いやすく、癖の無い一品に仕上がっている。名刀と言っても差し支えないが、それを十分に扱えるかは別である

 攻撃力44 破壊力1


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <棒> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の六角棒 品質:10 レア度:8 耐久1590


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した棒。棒としては極めてスタンダードであり、癖の無い一品に仕上がっている。上手く使えば十分な威力と破壊力を秘めているものの、それを使えるかどうかは別である

 攻撃力45 破壊力7


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <長柄> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の薙刀 品質:10 レア度:8 耐久1660


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した薙刀。柄が1メートル60センチに刀身が60センチもある大きな物であるが、扱えれば凄まじい切れ味と威力を発揮する。上手く扱えるかは、これを振るう君次第だ

 攻撃力49 破壊力1


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <槌> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅のウォーハンマー 品質:10 レア度:8 耐久1590


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆したウォーハンマー。槌頭部分には多めの甲羅が被覆されている。円錐側の威力は非常に強力かつ、平らな方の打撃はクリムゾントータスの甲羅をもカチ割れる。しかしながら重い為、扱い辛さに注意

 攻撃力46 破壊力7


 ―――――――――――――――



 「今までの物の事を考えれば、更に凶悪になったのう。この太刀ならば十二分に使えるであろうが、やはりあの木は長巻でぶった斬りたい。試しは無しにして本番で殺るか」



 ―――――――――――――――


 <刀> 火炎龍樹と深紅亀の甲羅の合口 品質:10 レア度:8 耐久1290


 火炎龍樹の幹を心材に用いて、クリムゾントータスの甲羅を被覆した短刀。合口とは鍔が無く、白木拵えである物が多い。持ち手と鞘がピッタリと合うので合口と呼ばれる

 攻撃力40 破壊力1


 ―――――――――――――――



 「ふむ………小脇差は短剣ではなかったか? 何でコレが刀に分類されとるんじゃ? 一応は作ってみたし、刀に分類されるならありがたいんじゃが……。よう分からんの」



 これはあれかの?

 日の本の<銃刀法>とやらでは<刀剣類>に分類されとるからか?

 ……いや、脇差も刀剣じゃろうし意味が分からん。

 まあ、使えるなら何でもよいか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ