表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
730/756

0730・ボス戦の終わりと新たな特殊スキル





 ―――――――――――――――


 種族レベルが上がりました


 使い魔:ラスティアの種族レベルが上がりました

 使い魔:ラスティアの種族レベルが上がりました


 使い魔:キャスティの種族レベルが上がりました

 使い魔:キャスティの種族レベルが上がりました


 召喚モンスター:セナのレベルが上がりました


 召喚モンスター:ドースのレベルが上がりました


 召喚モンスター:フォグのレベルが上がりました


 召喚モンスター:フィーゴのレベルが上がりました


 召喚モンスター:シグマのレベルが上がりました


 召喚モンスター:セスのレベルが上がりました


 召喚モンスター:エストのレベルが上がりました


 ―――――――――――――――



 ボス戦が終了してレベルが上がったけど、そんな事は気にせずに僕達はさっさと移動。

 レベルアップでの能力値上昇を終わらせながら、先へと進んで階段を下りていく。


 そしてまだ開いていない51階を見つつ魔法陣に登録すれば、アナウンスが流れた。



 ―――――――――――――――


 第三次運営ダンジョン50階踏破おめでとうございます

 全プレイヤーの中で初めて攻略された為、スキル【感情】を授与します

 第四次運営ダンジョンに更新されるまでお待ち下さい


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <特殊スキル> 感情


 自らの意志において戦う者の為のスキルであり、意思の弱い者は忘れた方が良い。強気であれば筋力や耐久が上昇し、弱気になれば低下する。冷静であれば器用や意思などが上昇し、パニックになると全能力が低下してしまう。どんな状況でも己の意思を強く持つ者にしか使い熟せないので、使う場合は十分注意しよう。このスキルはパッシブスキルであり、強制的に常時ONにされる


 ―――――――――――――――



 成る程ね、良くも悪くも効果が難しいスキルか。

 それにしても脳波や心拍などから算出してるのかな?

 なかなか面白いスキルだと思うし、これプレイヤー全員に渡した方がいい気がする。

 きっと色々な変化が出て楽しいと思うんだけどなぁ。

 なんで特殊スキルにしたんだろう?



 「コトブキ。妙なスキルが手に入るって言ってたけど、今回はなに?」


 「今回は【感情】というスキルを得たよ。精神状態によって、能力が上がったり下がったりするらしい。パニックだと全能力が低下するみたいだね」


 「それは、また………。コトブキなら問題ないかもしれませんが、他の者では厳しいでしょう。そして<忍耐>辺りだと、苦しむ程に能力が上昇しそうですね」


 「ある意味で凄く恐いスキルね? 天使はちょっとネジの外れた連中が居るから、あいつらに習得させると絶対にヤバい。神が与えるスキルで良かったわよ、本当」


 「ですね。あの者達に持たせるのは絶対に駄目です。碌な結果になりませんし、面倒な事になるのは確実。問われてもスルーしましょう」


 「今の知り合いだけね、知らせても。【慈悲】だって絶対に黙るわよ。面倒なのが分かりきってるし」



 確かにストイックに酔ってる人達には危険だなと思う。

 追い込まれれば追い込まれるほど加速するタイプは、ピンチになるとテンションが振り切れるだろうしね。

 そんなの相手にもしたくない。


 とりあえず余計な事を言わないでおこう。

 その事を確認した僕達は魔法陣に乗って帰還。

 マイルームに戻ってきた。


 ラスティアとキャスティに呼ぶ事を伝え、訓練場に入ってファルにも伝えておく。

 その後は倉庫にドロップなどを詰め込んでソファーの部屋へ。


 三人を呼び出したら師匠のスケルトン・クラフターに倉庫へ案内してもらい、<赤美味豚>と<火炎牛>の部位を預ける。

 今日は牛が良いと伝えたら、大きく頷いてサムズアップしてきた。

 どうやら<火炎牛>も腕の揮い甲斐があるようだ。


 僕がファルを残してソファーの部屋へ戻ると、皆はちょうど帰ってきたらしく、ソファーに座るところだった。



 「おかえりー。皆も戻ってきたようだね。結構遅いと思ってたんだけど、案外と僕達の方が早かったみたいだ」


 「おつかれー。それよりもタマ、【耐暑(大)】のネックレスを五つ作ってくれない? リナとリーダのは確定で作ってもらうけど、魔法関係も要るわ。あそこ」


 「で、他の仲間は?」


 「ギンとマキのが要るのも確定。後は……」


 「ルーイの分は作っておいた方が良いと思う。ネタバレになるけど、航空戦力があった方が楽だから。作るならアンクレットかな?」


 「そうなの? ならルーイの分もお願い。少なくとも50万デルは飛ぶのを覚悟しておいた方がいいわね」


 「それでも10万デルで【耐暑(大)】が手に入るなら十分だけどね。ところでコトブキ君は何しに行ってたの?」


 「<赤美味豚>と<火炎牛>の部位を渡してきたんだよ。今日は牛肉で頼んだおいたから」


 「まさかの牛肉まで出てくるダンジョン。運営は私達の体重を増やしに来ている」


 「そう……ですかね? いや、冗談で言っているんでしょうけど、そこまで冗談でもない?」


 「何故かアマロが混乱しているけど、それは放っておいて、コトブキはどうだったの? 初回クリアできた?」


 「できたよ。今回の特殊スキルは【感情】。現在の感情で能力値が上下するという、非常に厄介かつ面白いスキルだったね。それにパッシブで強制的に常時ONにされる」


 「「「………」」」


 「コトブキなら問題ない。どうせ常時殺意に塗れているから、能力が下がる事は無い」


 「恋人の言い方が結構酷い。まあ、否定はしないけど」


 「むしろコトブキしか活かせないスキルだと思う。他のプレイヤーじゃデメリットが大きいのは確実。とはいえ全プレイヤーに習得させると楽しそうではある」


 「それね、僕も思ったよ。更に個性が強くなっていい感じになるんじゃないかって思うし、何らかの特典付けて配布したら良いのにって思った。使っている間はドロップ率がちょっと上がるとか」


 「ああ、それを使ってないと手に入り難いドロップがあるとか? リスクとってリターンを得られるなら、なかなか面白い事になるかもね。それに厨二病はかえって強いかも」


 「アレらは基本的にノってる時だけ強い。萎むとネガティブの底まで行ったりする。だからこそ面白いとも言えるけど」


 「痛覚とも連動しているだろうから、痛みを受けて弱気になると低下すると思うんだよね。そうなったら、尚の事、面白くなるよ。強いと思ってたのが一気に負けたりとかさ」


 「弱気になった途端、一気に押し込まれて負けるという訳ですね。確かにそれを考えると決して悪いとは思えませんが、今のように多少の弱気でも能力が落ちたりしない方がありがたい方も居ますよ?」


 「だからコトブキ君はちょっとしたメリットを与えたらって言ったんじゃない? 私は公平だと思うよ。だってメリットと引き換えにデメリットも受けるんだし」


 「もし出すとしたら最凶ダンジョン? ポイントで交換出来るようにしておけば、メリットとデメリットを理解したうえで習得すると思う」


 「ポイントじゃ、色々と考えるものねえ。買えるものが多いだけに、本当に必要か悩むでしょうし」


 「せっかくだからコトブキが手に入れた特殊スキルは全部並べてほしい。【昏睡眠】だけは使えるスキル。あれは安全地帯さえあれば休める」


 「ただし周りに他のヤツが居ない場合ね。もしくは味方が起きている場合のみ使うべきよ。頭のおかしいアウトローとか、レイシストの種族とか居るから」


 「確かに誰か分からない人が居るところで使うのは危険かな? それでも使える時に使うのはアリだと思う。耐えられるなら……」


 「全ての感覚を失うものねえ。拷問に耐えられるなら回復するでしょうけど、耐えられないなら忘れると思うわ。無理に習得しなくてもいいだけに悩みそう」


 「カンカン」



 おっと、ファルが来たので食堂に行こう。

 今日の夕食は<火炎牛>だから、何が出てくるか楽しみだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ