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リーングラードの学び舎より  作者: いえこけい
第三章
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エリエスのアトリエⅢ ~準備中編~

 自作室温器の形状を簡単に説明するなら、三つ首の蛇みたいでした。

 三つ首のそれぞれが円盤で、胴体の蛇は円盤を固定するための棒です。


 エリエス君のセンスがどれだけのものかを象徴するようでした。


 この子には後日、術式具を装飾することを教えなければなりませんね。

 何故か、この教育が一番、難しいような気がするのは何故でしょう?


 ともあれ、完成しました。

 

 すでに夕方に近く、陽の色も徐々に橙へと変わろうかという時間帯だったそうです。

 さぁ、今から自作室温器を動かしてみよう。


 そんな時に現れたのは最後のクラスメイト。

 セロ君でした。


 半泣きになりながら、手足をバタつかせながら走っている姿は逃げているようにも見えたでしょう。


「待って! セロちゃん!」


 広場入口からエリエス君たちに向かって走ってくる姿から、何かあったと思ってもおかしくないでしょう。

 その更に後ろにセロ君を追って走ってくるティッド君がいれば、なおさらです。


 一瞬にしてエリエス君たちの頭の中に、様々な推測が立てられます。


 半泣きのセロ君。追いかけるティッド君。

 泣かされた? いや問題はどうでもいい。セロ君が泣いてる。つまりティッド君が悪い。


 という女の子特有の超理論によって、原因の究明すらされずにティッド君は悪役に決定しました。

 大筋は間違っていないと思います。


「ウル・プリム」


 エリエス君の容赦ない電撃がティッド君の足元に突き刺さり、驚いて固まっているセロ君をリリーナ君が速攻で抱き上げて、木陰に避難させます。

 そして、セロ君を守るようにクリスティーナ君とマッフル君が壁になります。


 何、この連携。

 授業でも見せてください、その君たちの潜在能力。


 ティッド君は足元の電撃跡と城塞のように守られてしまったセロ君を見て、エリエス君たちから十歩くらいの位置で止まってしまいました。


 ティッド君も何かまずいと感じたのでしょう。

 男の子特有の警戒アラームがガンガン鳴り響いていたと思います。


「止まりなさいティッド・メリトラ! それ以上、近づいたら容赦しませんわよ!」


 ビシリと指を突きつけるクリスティーナ君。


「撃ちます。当てます」

「ピクリとも動いてみろ? ヨシュアンクラスが誇る仏頂面のエリエスがお前のドタマを狙ってんからな。もちろん、あたしも黙ってないし」

「仏頂面じゃない」


 どこかから拾ってきた木の棒を突きつけるマッフル君。

 高圧的に睨みつけるクリスティーナ君。


 この二枚壁はちょっとティッド君では突破できませんね。


「セロりんはいつ抱いてもプニ柔らかいであります」

「ぁぅー……、リリーナさぁん、あついのですー」


 リリーナ君はセロ君の抱き心地に酔いしれていました。

 参加しなさい。


「何がありましたの、セロ。事と次第が違っていても制裁を加えるのですから、ちゃんと正直に話しなさい」

「ぅぇー……」

「大丈夫。喋れなかった場合はティッドをボコボコにするし」


 ティッド君に選択肢はないわけですか、そうですか。

 地味にセロ君にも選択肢がないですね。


「ち、ちがうよ! セロちゃんをさそって……、その」

「不潔であります」

「なんで!?」

「木陰につれこんでエロいことしようと思ったでありますね?」

「ちがう! ちがうよ! そんなこと、セロちゃんが嫌がることはしない!」

「いくらセロりんが可愛いからって、すけべぇであります」

「う……、うぅ」


 マジ泣きしましたよ。

 責められて本気で泣いてますよ。


「あーあ、リリーナがティッド泣かしたー」

「リリーナが悪いでありますか?」

「泣こうが喚こうがセロをおいかけまわし、泣かせた罪は消えやしないのですわ!」


 君たち、いじめっ子ですか。


 さすがにティッド君が可哀想になったのか、セロ君がリリーナ君の腕の中でもぞもぞと動き始めたようです。


「ち、ちがぅのです……、ティッドくんのせいじゃないのです」


 さて、セロ君の話ですね。

 と言っても、ここまで来たら大体、察しがつきます。


 考えてもみましょう。

 ここに四人いるということは、寮内で誰が残っていたのか。


 朝からいなくなったエリエス君。

 正確な時間は不明ですがリリーナ君もいない。

 そして、昼ご飯後からいなくなったクリスティーナ君にマッフル君。


 ヨシュアンクラスで一人きりだったセロ君は、ちょっと心細くなったのかもしれませんね。あるいは――


「みんながぃなくなってて、セロ、仲間ハズレみたいで」


 ――この頃の女の子は仲間ハズレにされることに敏感です。


 自分と他人の差がとても気になるのです。

 その顕著な顕れが、いじめや仲間ハズレ、友達同士の塊などです。


 まぁ、ヨシュアンクラスは、いえ、この『義務教育計画』中にこの顕れは起こりにくいと考えています。


「別に仲間ハズレってわけじゃないし。偶然、皆、こっちに集まってただけだし」

「でも、四人が集まった時点でセロを呼びにいっても良かった」

「す、過ぎたことはよろしいのです。セロも私たちにそんなつもりがなかったくらい、理解していますわ」

「リリーナは先生に大事なものを奪われちゃったでありますから、取り戻しにきたのをエリリンに止められたであります。独立戦争だったのであります。だからセロりんを連れていけなかったであります」

「はぅ……?」


 リリーナ君だけ普通に言い訳しましたね。

 セロ君が困惑しているので、もっとちゃんと説明なさい。


 しかし、まぁ、つまり、そういうことです。


 セロ君の意識ではクラスメイトは明確な他人であると同時に、己自身と見比べる鏡だということです。

 一方、年上の生徒たちはセロ君を鏡だと思いません。


 数少ない庇護対象であり、明確に己より下だと思っているのです。

 言い方は悪いですが、どちらにしても比べる対象にはならない。


 比べる意識がなければ、いじめは起きないわけです。

 少なくとも守らなければならない、という意識がそうさせません。


 もっとも、弱いからこそいじめる性根の悪い子もいますがね。

 そういう子は弱いから虐げられるという経験をどこかでされたことがあるか、見たことがあるためだと個人的には思っています。


 親、兄弟、姉妹の間か。

 抱く想いは嫉妬か幼い矜持か、表現のできない愛情か。


 精神が未熟だから起きることですね。


 大人のいじめ?

 あれはただのストレス発散です。

 性的か心的かどうかは、個人の自由ですがね。


「皆をさがしてたら、ティッド君がてつだってくれたのです……」


 泣いているティッド君が涙を拭って、セロ君を見ました。

 誰よりセロ君が味方してくれたことに涙が引っ込んだようです。


 ティッド君もいじらしいというか、健気というか。

 セロ君と一緒になって、この暑い中を探し回ったのでしょう。


 とにかく、皆を探しても見つからない。

 学び舎中を探したかもしれません。

 その頃、自分は学園長室で説教されていました。

 学園長が余計なことをいうから……、いや、遠からず知られていたという可能性のほうが強そうです。


 また調べられるんでしょうね、きっと。

 今回のことも。


「皆ももう、かえってきてるかもしれなぃから……、寮にもどろうとしたのです」


 たいぶ動き回って疲れたでしょうし、汗もかいてます。

 一度、寮に戻るのも良い案だったと思います。


 ただ、帰り道でセロ君はこけてしまったそうです。


 そのとき、抱き起こそうとしたティッド君と肌が触れた瞬間、事が起こったのです。

 急にセロ君が逃げて、ティッド君が追いかける、という構図が誕生したのです。


 ……そういうことですか。


 生徒さえいなければ、自分は頭を抱えていたかもしれません。


「ごめんね、セロちゃん……。僕、悪いことしたかな? わからないけどごめん」

「ちがう、ちがぅのです……」


 お互い、何が起こったのかわかっていないようです。

 そりゃぁ、そうでしょうね。


 セロ君も今、己がどんな気持ちでどんな感情だったのか理解しきれていませんし、ティッド君はセロ君の気持ちを理解するには心の経験値が足りません。


「ティッドくんは悪くなぃのです……」

「セロちゃん……」


 クリスティーナ君もマッフル君もピンとこないので、首を傾げていました。

 エリエス君は興味がなかったようですが、ここで唯一、二人の健気かつ初々しいハートをなんとなく把握できた者がいたようです。


「ははぁん、であります」


 セロ君を抱きしめたまま、ティッド君の近くに寄っていくリリーナ君。

 そして、ティッド君の前にセロ君を置きました。


 セロ君は近くで見たティッド君に肩を震わせ、そんな様子を見たティッド君はまた泣きそうな顔をしてしまいました。

 でもお互い、よくわからない感情をどうにかしようと恐る恐る相手をチラ見しています。


 仲直りさせるために近寄せた。

 と、心の綺麗な人なら思うでしょう。


 でも相手はリリーナ君です。


「えい、であります」


 リリーナ君はティッド君に向けて、セロ君の背中を強く押しました。

 突然のことで抵抗できなかったセロ君はティッド君とぶつかってしまいました。


「~~~~~にゃぁっ」


 にゃぁ? ともあれ、悲鳴をあげたのです。

 全力でジタバタともがき、ティッド君から距離を取ろうとして、その向かった先は……。


「あ」


 誰の声だったのか、エリエス君たちはわからなかったそうです。

 ただ、セロ君が走り、逃げ、こけた先に術式具があり、ちょうど投げ出された手が術式具のON/OFF機構に触れていたそうです。


 何も起きるはずがなかった出来事。


「にゃぁあぁぁぁぁ……」

「セロりん!」


 しかし、作ったはずの術式具は途方もない風圧を発生させ、竜巻を生み出し、セロ君は風に巻きこまれてしまいました。

 リリーナ君も予想外すぎて、声を上げましたがいち早く飛んでいくセロ君にジャンプして抱きしめ、着地しました。


 身体能力の高いリリーナ君でも、動き回れたのはここまででした。


 更に風圧が強くなり、立っていることすらできなくなり、後は少しでも飛ばされないようにと木々にしがみついていたということです。

 

 舞っていく家前に置かれたイスやテーブル、ショーツなどの洗濯物。

 草や葉、土などの軽いものを巻きこんで、強烈な威力となって吹き荒びます。

 その中で奇跡的に無傷だったエリエス君たちを最初に見つけたのが自分だったという話です。


「えー……」


 全てを聴き終わった後、自分は天井を仰ぎ見ました。

 人で狭くなった我が家ですが、それとは関係なく心は鮮やかな曇り模様です。


 自分の感想を述べましょう。


「このおバカたち」


 とりあえず万遍なくゲンコツをおみまいしました。


「特に何かが悪かったという話でなかったのはわかりました。偶然もあったのでしょう」

「なら、なんで殴ったし……」

「こうなるとわかってましたけど……、不条理ですわ」


 セロ君とティッド君には弱めで、他の子たちは強めです。


「危機意識の問題です。まだ試運転も終わっていない術式具を先生の監督がないまま、発動できる状態で放置したこと。その周囲でふざけたこと。そして、一番の問題は……」


 これも意識の差ですかね?

 プロとアマチュアの。


「危険だと認識していないことです。術式具の製作は確かに認めました。特にエリエス君。君は正式な弟子ということもあって、ある程度の術式具製作を手伝わせようと考えていました。今回もその一環です」


 エリエス君の無機質な瞳は少し揺れていました。

 もう術式具の製作に携われないのではないかと考え、不安を覚えているのかもしれません。


「今回は不測の事態や先生が予定より帰宅する時間が遅かったという手前もあり、不問としますが術式具が危険であるという認識を改め直さないというのなら、関わらせるつもりはありません。約束は守れますね?」

「……はい」


 と、言いたいことは言い終わったのですが、ここでもう一つ、言っておかないといけないことがあります。


 ティッド君です。


 ティッド君はセロ君の手助けをした挙句、訳も分からず泣かれ、追いかけ、悪者にされた後に竜巻に巻きこまれました。

 自分に親しい何かを感じますね。


 なのにティッド君にもオシオキしたとあっては、ティッド君も納得しないでしょう。


「ティッド君は別の理由です」

「……あ、はい」


 美少女みたいな顔に驚きが貼りついています。

 内心では「ノリで殴られたんじゃなかったのかぁ」という言葉が見えてきそうですね。


 ちゃんと理由はあります。


「今回、ティッド君は災難でしたがどんな形であれ、セロ君を泣かせてしまいました」

「ぁぅ……、せんせぃ、それはっ」


 セロ君がティッド君のために、声をあげました。

 その意思表示はとても素晴らしいことですよ? とくにセロ君の場合は。


「わかっています。ティッド君が悪いわけではありません。ただ、落とし前はつけないといけません。でないとウチの問題児三名が無駄に粘着系なことをしたり、言ったりするかもしれません」


 痛みで蹲っているクリスティーナ君とマッフル君、リリーナ君の肩がビクリと跳ね上がりましたね。

 図星か、こんにゃろうども。


「一度、この件は先生が預かり、そして、妥当な形で落としました。これ以上、この件に関して言及することは禁止です。そして覚えておきなさいティッド君」


 女の子ばっかり教育しているので、ここらで男の子にも言いたいことはありますよ?

 無駄に問題を起こすのが女の子中心なのは、一体、何故かと問いたいところもありますが、まぁ、言いません。


 どうせそういうの、ばっかりな人生ですよ。

 妹に始まり、ね。


「男の子は理不尽でも、あえて受け止めなければならないものが人生にあります。理屈ではありません」

「しみじみと説得力が溢れているぞ、ヨシュアン」


 言わないでください。

 これでも全力で自分のこと棚上げしてるんですから。


 ティッド君はよくわかっていない顔でしたが、力強く頷きました。

 これから理不尽なこともありますが頑張ってください。

 先生は現在進行形で苦労しています。レギィのことです。


「で、シャルティア先生から言うことはありますか?」


 事の流れを腕を組んで見守っていたシャルティア先生は、腕を解いて、腰に手を当てました。


「そうだな。その危険な術式具に対する危機意識が薄いと気づかなかったヨシュアンも悪いが……」


 さりげなく糾弾しないでください。

 自分だってさっき思い知ったところですよ。


 油断していたのでしょう。

 この子たちに対するガードを下げていたのも原因です。


「特筆すべきことはないな。あらかたヨシュアンの言う通りだ」


 その言葉にホッと胸をなでおろす生徒たち。


「しかし、事が事だ。我々教師に被害が出ている。むしろ我々で良かったというべきか。全員、明日の放課後までに反省文を提出してもらう。羊皮紙一枚に400文字以上だ。忘れた者はさらに厳しい処罰に課す。せいぜい忘れずに頭に刻み込んでおけ」


 ズドン、と、突き落とすことを忘れないシャルティア先生でした。


 後は生徒たちを寮に送るだけなのですが、訳あってヘグマントにお願いしました。

 快諾一つで生徒を引率する僧帽筋の化身は、なんとなくドナドナを思わせます。


 生徒たちが広場入口を通り過ぎて、完全に見えなくなってからようやく自分は口を開きました。


「どう思います。今回の件」

「二つだな。しかも一つはもしかするぞ。ヨシュアンはどうだ」

「四つです」

「間違えた、五つだ」


 張り合わないでください。


「個人的に気になった部分が二つですから、実質はシャルティア先生と同じです。おそらく二つは同じでしょう。明日はヨシュアンクラス、アレフレットクラス両方とも術式の授業があります。一応、調べておきます」


 生徒たちが竜巻発生器で社宅周辺を荒らすまでの話の中で、自分とシャルティア先生はお互いに気になった部分を数え、その項目を記憶しておきました。


「確認が取れ次第、会議に問題として取り上げる……、と言いたいところだが、もう試練官もいる。時間はわずかしかない」

「対策は今しかない、ということですか」

「毎度のことだが、忙しないうえに事欠かないな、この学園は」


 そうシャルティア先生が言い終わった時に、三つ隣の社宅のドアが開きました。


 古式の術式ランプを手に持ち、大きく手を振っている柔らかい雰囲気の化身は、間違いなくリィティカ先生です。


「ごはんがぁ、できましたよぅ!」


 なんというか、疲れと一緒に鼻から息が出ました。

 悪い意味ではなく、良い意味でです。

 こんな距離でも癒し効果を発揮するとか、リィティカ先生は安らぎを呼ぶ空気でも放出しているのでしょうか。


「せっかくだ。教師全員で会議と洒落こむとするか。料理がおまけについてくるぞ?」

「料理がメインでしょう、どう考えても。外回りの二人にはどう報せましょうか」

「空にエス・プリムでも撃っておけ。私もいい加減、空腹だ。いい子も悪い子も大人も子供も食事の時間は平等であることのなんと幸いなことか。スープとパンだけの日々からすると考えられん。一足先に会議場を温めてくぞ」


 帰ってくるヘグマントやピットラット先生、アレフレットに事情を説明しろという催促でした。

 うわ、いい匂いがしているというのに、外で待ちぼうけとかどんな拷問ですか。


 それでも他に良案もない場合、誰かが我慢して地味な作業をしなければいけません。


 無詠唱で空にエス・プリムを放ち、リィティカ先生が待つ社宅に向かうシャルティア先生がちょっとだけ羨ましかったですね。


 あぁ、鼻腔をくすぐる濃厚なスープの匂いがリィティカ先生の社宅から流れてきます。

 香茶の、鼻を突くような匂いではなく、食欲を掻き立てるハーブ類の独特で細やかな匂いと肉が出す腹を直撃する匂いが混じり合って、唾液が出てきです。


 あぁ、くそう。

 ヘグマントとアレフレットとピットラット先生は早く帰ってこないでしょうか?


 まんじりと待つ、この瞬間が今日一番、長く感じられた時間でもありました。


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