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第三章 ルール説明

「はあ?ふざけんじゃねえよ」


 冥王小学校のガキ大将、内村が少年の前に出ようとしたその時、内村の肩から血が吹き出た。


「グアアアアァァァ…」


 内村は血が出ている肩を押さえながらその場に蹲ってしまった。


「次、私達にそんな態度とったら今度は頭を撃つよ♪」


 拳銃から出る煙を息で吹き消しながら一人の少女が楽しそうに言った。


 コイツら…一体何者だ?


「まあ…今日俺達がこの学校にきたのは他でもない…」


 ほとんど静寂に満ちた体育館に少年の声が響いた。


「君達冥王小学校の生徒、教員のみんなに、あるゲームをしてもらいたくてきたんだ」


 刀や拳銃を使うようなやつだがら、どうせとんでもないゲームだろう。


「ゲームのルールを説明しよう。

 まずお前らは授業が始まったら学校の敷地内だったらどこでもいいから逃げてくれ。俺達はそんなお前達を殺していく」


その言葉で再び体育館の中は恐怖に包まれる。


「まあ、逃げるって言っても六時間目の終わりまでだからな」


 六時間目の終わりまでか…!


「だが、絶対学校から出てはいけない、もし逃げだすようなヤツがいれば、eが昨日仕掛けた爆弾でこの学校もろとも、ここにいる全員を吹っ飛ばしてやる」


 eと呼ばれた少年が前に出てきた。そういえばコイツは昨日、木に金属製の箱をくくりつけていたヤツだ。そしてあの金属製の箱は爆弾だったのかよ…


 それに逃げ出したくても逃げ出せねえよ…一時間目が始まったら数メートルの門が閉じられて、もし頑張って門やフェンスを登っても、上にある学校の防犯システムである高圧電流が流れて黒こげになってしまう。


「まあ、これはただの蛇足かもしれないが俺達が服に付けているバッジを見ればソイツが誰か分かる」


 俺はさっき生徒の首を切り落として、さっきから一人で喋ってるリーダーらしい少年のバッジを見てみた。


 コイツの名前は…A…


 絶対Aなんてのは本名じゃないだろう。おそらくコードネームか何かだ。


「よし、五分やるから、学校中を逃げろ」


 彼らはそう言うと、俺達に道を開けた。


「うわーーーーーー」


 たくさんの生徒や教師達が我先にと出口に向かって走り出した。


「おい三堂!」


 いつの間にか背後に浩二と今日子がいた。


「訳が分からないが、とにかく大勢で行った方がいいだろうから、一緒に行かないか?」


 たしかに浩二の言う通りだ。アイツらの強さは分からないが、とにかく大勢で行った方が安全であるだろう。


「それじゃ…一緒に行くか!」


 俺達三人は一緒に体育館から出た。


 長い長い最悪の時間割が幕を開けた…

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