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第四十三章 六時間目④
「ハァ…ハァ…」
俺はフラフラと壁によれかかった。
何とか出血は止まったが、今度は物凄い熱さと激痛がしてきた。
頭がおかしくなりそうになる。
奥村…
俺はあのパチンコの少年に片手を吹き飛ばされた奥村の気持ちがよくわかった。
!!!
俺はすぐさま飛び上がり、扉をブチ破って外に転げ出た。
階段の方から人が降りてくる気配がしたからである。
生存者の人数を考えて、冥王小学校の人間とは到底思えない。
すると向こうも俺の気配を感じたのか素早く階段を下りて、マシンガンの如く拳銃を連発する。
「チクショウ!」
俺はまた再び走り出した。
中庭は血でぬかるんで滑りやすいため、俺は血でぬれてはいるものの、硬いアスファルトの上に転がり出た。
俺は体制を整えると、体育館の中に入った。




