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第四十二章 六時間目③
「覚えていてくれたのか…ってまだ数時間しか経ってないけどな」
一人目と二人目は浩二を八つ裂きにしたあの竹ヤリの少年とパチンコの少年、三人目は四時間目に会議室で人の腕を喰らっていた少女、四人目は何か大きな筒の様な物を持った…おそらくコイツが水道を吹き飛ばしたのだろう、始めて見る少年だった。
「残念だったな、出血を止められなくて」
皮肉そうにパチンコの少年が言った。
「まあ…それより…死ね」
パチンコの弾を詰めて、少年がゴムを引いた。
そういえばコイツ…奥村の腕や、浩二の頭を…
俺の体に振るえが走った。
別にコイツを怖れているのではない。
怒りだ。
「怖い?」
人肉を喰らっていた少女の声が耳に入った時、俺はほとんど何も考えずに、パチンコの少年の腹に頭から飛び掛っていた。
「ウッ…」
少年は腹に俺の頭突きを喰らい、少しよろめいた。
「おりゃっ!!」
俺は素早く曲がった体を直すと、今度は回し蹴りをヤツの顔面に喰らわした。
奥村の手や浩二の頭を吹き飛ばした時、さぞかし気分が良かっただろうな!
今度は横の三人が俺に飛び掛ってきた。
流石に片手を失った状態で三人にを相手にするのはキツイので、少女だけを突き飛ばし、俺は彼らから逃げた。




