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第四十一章 六時間目②

 俺は水道のある場所に向かっていた。


 早く止血をしなければ…


 右手で押さえてはいるがブシュブシュと血が噴出している。


「早く…早く…」


 痛いと言うより熱い…頭がガンガンする…


「アア!!」


 俺は足を速めた。



「フウッ…」


 俺はやっとの思いで水道に辿り着いた。


 けして遠くにあった訳ではないのだが、こんな状態ではかなり遠くに感じられてしまう。


 俺は血だらけの手で蛇口をひねった。


 水がでる。


 水は透明。


 流れる水に左手を突っ込む。


 水は赤く染まる。


「これで…」


 そう思った次の瞬間、水道が爆発した。


「グアッ!」


 爆風で吹き飛んで、一瞬だけ俺は気が遠くなったが、すぐに立ち直った。


「貴様ら…」


 数メートル向こうで、四人の男女が立っていた。

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